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梶井基次郎

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萌娘百科文豪與鍊金術師編輯組恢復建設中,歡迎有愛的特務司書加入:編輯群 650625758(入群請註明萌百ID)。
【遊戲更新公告】
活動調查任務 文豪們的日常 後編調査任務 文豪たちの日常 後編開啟(6月23日-7月4日)
限定召裝文豪們的日常文豪たちの日常 後編」開啟(6月23日-7月4日)
「小泉八雲 誕生日紀念召裝」開啟(6月27日-6月29日)
限定特別商品·生日禮物套裝「復刻 小泉八雲的禮品套裝復刻 小泉八雲への贈り物セット」銷售,內含洋墨1000個、賢者的大靈藥賢者ノ大靈藥1個、召裝石400個及小泉八雲誕生日特別回想図書館の七不思議」(6月27日-6月29日)
6月「月間特別研究通行證月間特別研究パス」開始發售,售價為2080圓(日元),內含帝國卷2080張,開放最多可獲得召裝石3000個和6月限定裝像梅雨晴ノ散歩道-ランボー」的特別月間研究
文豪與鍊金術士移動應用版6周年活動於6月14日更新後開啟
第1部分:六周年紀念登錄獎金
期間登錄10天即可獲得召裝石及其他鍊金禮物
第2部分:散策活動
尾崎一門散策出現概率UP(6月14日-7月4日) 活動期間,進行散策即可贈送限定嚐好品「紀念品」,贈送文豪「紀念品」即可獲得限定回想(6月14日-7月4日)
新的春季內裝開售,過去出現的部分春季內裝亦會進行復刻。(5月2日-7月14日)

【遊戲更新預告】
7月4日更新後將有七月活動到來,敬請期待

【其他重要公告】
恭喜文豪與鍊金術士移動應用版迎來6周年!

文豪與鍊金術師-官方logo.png
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  • 文豪相關
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梶井基次郎.jpg
基本資料
本名 梶井かじい 基次郎もとじろう
(Kajii Motojirou)
別號 檸檬 帝国图书馆第一腰精
髮色 黃髮
瞳色 紫瞳
身高 172cm
生日 2月17日
星座 水瓶座
聲優 杉山紀彰
萌點 露臍裝 完全不亚于中也老师的酒品
出身地區 日本大坂
所屬派閥 新興藝術派
文學傾向 純文學
親屬或相關人
新興藝術派:井伏鱒二堀辰雄
親友:三好達治川端康成
馬込文士村:萩原朔太郎川端康成北原白秋三好達治室生犀星
大阪出身:三好達治織田作之助川端康成
三高出身:三好達治織田作之助
帝大英文系:芥川龍之介夏目漱石
想要從壓抑的日常生活中解放出來嗎?那就交給我吧
日常の圧迫から解放を望むのかい?それなら俺に任せてよ

梶井基次郎かじい もとじろう)是由DMM製作的網頁遊戲《文豪與鍊金術師》(日語:文豪とアルケミスト)及其衍生作品的登場角色。


簡介

自称「ロマンティックスピリットを持つ」青年。
そのナルシストが極まった言動が相まって異質な存在感を周囲に振りまいている。
服装にも他人には理解できない独特のこだわりがあるようだ。
そんな彼の発言はすべて天然なのかと思いきや、意外にも物事の本質を鋭く捉えたものが多い。
酒癖が悪く深酒すると別人のようになるらしい。


自稱富有浪漫精神[1]的青年。

對周遭的人展現出與極度自戀的言行相稱的特異存在感。

在服裝上也有旁人無法理解的獨特堅持。

乍聽之下他的發言十分天然,卻出人意表地敏銳、善於察覺到事物的本質。

酒品很差,喝多了就像是變了個人似的。


歷史原型

梶井基次郎(梶井 基次郎かじい もとじろう),1901年2月17日生於日本大阪,日本小說家,東京帝國大學英文系肄業。

梶井基次郎生前作品僅二十篇,以私小說、心境小說為主,內容都近似散文詩,擅長以象徵的手法及病態的幻想構織出病者憂鬱的世界及理想。

在被文壇認可後不久,年僅三十一歲的他便因肺結核身亡,爾後忌日3月24日被命名為「檸檬忌」。代表作《檸檬》。


遊戲數據

梶井基次郎(かじい もとじろう)
稀有度 武器
派閥 新興藝術派 精神 やや不安定
能力值(初始值→最大值)
攻擊 137→977 防禦 141→981
迴避 11→76 技術 48→328
天才 42→328 42→322
主題 45→325 真實 48→328
代表作 檸檬(檸檬)、櫻花樹下(櫻の樹の下には)
文學傾向 純文學
興趣嗜好 沉浸在自己的世界裡
入手方式
有裝書 02:17:00
有礙書 暫無
活動 梶井基次郎を転生させよ
立繪一覽
衣裝1
和服 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝一.png 開花
衣裝2
平服 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝二.png 散策
衣裝3
糕點廚師風衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝三.png 期間限定研究『情人節特別指令』(2021)
衣裝4
制服 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝四.png 活動「赤和青的鍊金術研究 六年級」
衣裝5
夏祭衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝五.png 限定召裝「夏日記憶」
入手台詞

これは観賞用だから誰にもあげないよ


這是觀賞用的所以誰都不會給哦

衣裝6
秋日散步衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝六.png 限定召裝「眉開眼笑」
衣裝7
賞花衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝七.png 限定召裝「櫻花酒杯」
衣裝8
平安風衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝八.png 活動「征伐作戰 特別有礙書「櫻花盛開的樹下」淨化」
衣裝9
烹飪服裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝九.png 限定召裝「梶流烹飪~款待料理篇~」
入手台詞

フフ、出来立ての香りが
君の所まで届いたかな


哼哼,剛做好的食物的香味
你聞到了嗎

衣裝10
海邊玩耍衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝十.png Step Up召裝「絢爛的裝扮 梶井、橫光」
衣裝11
連帽衫 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝十一.png 活動「梶井基次郎的作品淨化 前篇」
衣裝12
近未來街頭風衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝十二.png 限定召裝「新感覺審美會」
入手台詞

ロマンスピリット溢れる服
これぞファッションだね!


充滿了浪漫精神的服裝
這就是時尚!

衣裝13
經紀人衣裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝十三.png 活動「櫻花盛開的樹下 前篇」
衣裝14
生日異裝 獲取方式
File:文アル梶井基次郎-衣裝十四.png 限定召裝「梶井基次郎誕生日記念召装」
入手台詞

お祝いありがとう、主役
として輝いて見せるよ!


謝謝你的祝賀,主角
讓我來教你如何閃閃發光吧!

裝像一覽
冰上的光輝
Lv1 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-冰上ノ煌メキ-Lv1.jpg

冰雪將世界染成一片銀白。

Lv3 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-冰上ノ煌メキ-Lv3.jpg

冰雪將世界染成一片銀白。
將這片冰雪世界也染上我的顏色吧。

入手台詞

さあ、雪のように舞い踊ろうよ


来吧,让我们如雪般翩翩起舞

新春來福
Lv1 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-新春來福-Lv1.jpg

書は人なり、と聞く。素晴らしい字を書いてみせよう。

Lv3 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-新春來福-Lv3.jpg

書は人なり、と聞く。素晴らしい字を書いてみせよう。
堂々と、立派に、美しく、魂を込めた一筆を。

入手台詞

見ててよ、俺の美しさに適う美しい字を書くから


看着吧,我会写出和我的美丽相衬的字哦

人魚與小夜曲
Lv1 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-人魚ノ小夜曲-Lv1.jpg

銀白的漣漪閃耀不息,優雅的夏日午後。

Lv3 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-人魚ノ小夜曲-Lv3.jpg

銀白的漣漪閃耀不息,優雅的夏日午後。
有如各色寶石的魚群棲息在美麗海洋的深處。

入手台詞

怖がらなくていいよ
さあ、目を開けてごらん


不需要害怕
来吧,现在睁开双眼

終將屬於他們的自由
Lv1 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-遂ニ自由ハ彼ラノ物ダ-Lv1.jpg

初詣を済ませてみんなで一息。仲間は何をお願いしたか聞いてみよう。

Lv3 概要
File:文アル梶井基次郎-裝像-遂ニ自由ハ彼ラノ物ダ-Lv3.jpg

初詣を済ませてみんなで一息。仲間は何をお願いしたか聞いてみよう。
「俺のロマンティックスピリットが今年も輝きますように、なんてね」

入手台詞

この世界の広さを知る
旅に出かけようよ


我知道这个世界的广阔
一起去旅行吧

初門出ノ一幕
其他文豪出境裝像
裝像 活動
File:文アル橫光利一-裝像-一夏ノ心覺-Lv3.jpg 夏日記憶
概要

用一張撈網豪賭的夏季娛樂。
這片夜空中大大綻放的煙火,也會成為難忘的回憶。

裝像 活動
File:文アル堀辰雄-裝像-笑ミノ眉開ク-Lv3.jpg 眉開眼笑
概要

與波斯菊同樣盛開的笑容。
看著可愛的花朵,臉上也不由自主地露出微笑。

裝像 活動
File:文アル坂口安吾-裝像-櫻花ノ杯-Lv3.jpg 櫻花酒杯
概要

在盛開的櫻花下,臉頰也染上花的顏色。
宴會才剛開始沒多久。

裝像 活動
File:文アル三好達治-裝像-僕ラノ學ビ舎-Lv3.jpg 我們的學校僕ラノ学ビ舎
概要

級友と交わす何気ない会話も、学校生活の楽しみのひとつ。

裝像 活動
File:文アル萩原朔太郎-裝像-白イ風琴ノ音色-Lv3.jpg 2022年2月「月間特別研究通行證」特典
概要

上著を持って迎えに來てくれた友と一緒に、暖かい場所へ歸ろう。


遊戲台詞

以下非中文內容請求翻譯支援!

普通台詞

場合 台詞 語音
登入 文豪とア~ル~ケ~ミスト

文豪與鍊~金~術師

歡迎 今日も自分磨き、頑張ろうね

今天也磨礪自己,加油吧

歡迎
(連續登陸)

最近頑張ってるねえ。昨日よりも、輝いてると思うよ

最近很努力呢。比起昨天,更加閃閃發光了吧

文豪入手時
(第一次)

俺は梶井基次郎。日常の圧迫から解放を望むのかい? それなら俺に任せてよ

我是梶井基次郎。想要從壓抑的日常生活中解放出來嗎?那就交給我吧

文豪入手時
(第二次以後)

君は俺を必要としているんだな。うん、期待に応えて頑張らせてもらうよ

看來你需要我呢。恩,我會努力回應你對我的期待的。

圖書館 ある人に手紙を送ったんだけどまだ返事がないんだよ。ひょっとして中身を入れ忘れたかな、なんて

我寄信給某個人但還沒收到回信呢。該不會我忘記把信放進信封了吧~騙你的。

お酒を飲んだらすごいよね、記憶が飛んじゃうもの、幸せだと感じていたことまで

喝了酒後很不可思議地記憶就會飛走,讓人感到十分幸福

圖書館
(放置)

なんだか忙しそうだね

看來你很忙呢

圖書館

(開花)

尊敬するあの人たちの様に俺も同じ場所に立つ者として輝かないと

如同那些我所尊敬的人們一般,身為其中一員的自己也必須閃閃發亮才行。

圖書館
(季節限定)

桜が綺麗な季節だね。その桜の木の下には……

這個季節的櫻花好美。在那顆櫻花樹下......[2]

暑いのは苦手だ。爆発すればいい

我不喜歡炎熱的天氣。熱得快爆炸了。

枯葉が落ちるのを見ていると、なんだか時の流れを感じるね

看著枯葉落下,總會感到時光流逝

雪はいいよね……何色も、塗りつぶしちゃうから

白雪不論什麼顏色都能塗蓋過去,真不錯

正月 あけましておめでとう。今年の抱負は、目立たないように目立つ、にしようかな

新年快樂。今年的抱負是不顯眼地引人注目吧。

司書室 もっといい物、置かないのかい?

不擺放一些更好的東西嗎

君の部屋に檸檬を置いておいたよ

我在你的房間放了顆檸檬唷

司書室
(更換助手)

退屈してたんだ、嬉しいよ

我正覺得無聊呢,謝謝你

司書室
(換裝)

また目立ってしまうな

我又太搶眼了呢

研究 君も自分を磨いているんだね

你也在磨練自己呢

購買 檸檬の入荷はしているかい?

有進檸檬嗎?

信件 俺宛の手紙、来てない?

有沒有給我的信呢?

結成
(文豪替換)

目立つから襲われやすいんだよね

因為太顯眼了很容易被襲擊呢

文豪之途 俺の輝かしい成長記録だよ

這是我輝煌的成長紀錄呢

文豪之途
(能力解放時)

まだまだ、俺は輝けるんだね

我還會繼續閃閃發亮呢


潛書

場合 台詞 語音
地圖出擊時 これはまた俺色に染めようがある

這將能夠染上我的顏色

戰鬥遇敵 君こそ得体の知れない不吉な塊だな

你正是那來路不明的不祥物體嗎[3]

Boss點 おっと、見つかってしまった、俺が目立つからだな

哎呀,找到了呢,是因為我太顯眼了嗎

攻擊 文字に支配されるほどやわじゃない

我可沒有柔弱到會被文字所支配

細工は流々

人們作法各自不同,就直接從結果判斷吧[4]

攻擊
(裝備戒指)

まとめて爆発すればいい!

一瞬間就爆炸了!

攻擊
(要害)

さあ、その不吉な衣を脱ぎ捨てようか

那麼,就來褪去那不祥的外衣吧

道具入手 どうやら、俺に惹きつけられたみたいだ

看來是被我給吸引來的呢

雙筆神髓
(一般)

爆発してこの空間ごと一掃しようか

來個大爆炸把這個空間也一掃而空吧[5]

筆殺奧義 君たちに、一縷の光を与えるよ

賜與你們一縷曙光吧

負傷 それが裏の手かい

沒想到還藏了一手嗎......

よくも…

居然敢......

耗弱 ここまでするなら、血を迸らせてくれてもいいんだよ

既然都到這個地步了,讓我鮮血四濺吧

喪失 …ふふ、どうだい、俺の血は綺麗だろう

哼哼,怎麼樣,我的血很漂亮吧[6]

絕筆 闇の風景は…いつ見ても変わらないな

黑暗的風景,不論什麼時候看都沒有變呢[7]

戰鬥結束 結果より努力した過程だと俺は思うよ

我認為比起結果,努力的過程比較重要唷

MVP 何を評価されたのか気になるね

我很在意自己會被評成什麼呢

潛書歸來 ただいま、戻ったよ

我回來了唷

有裝書[8]潛書開始 俺がいない間、寂しかったら檸檬を握るといいよ

我不在的時候要是感到寂寞的話,握住檸檬就好

有裝書潛書結束
(助手時)

何かが終わったみたい

好像有什麼結束了的樣子


雙筆神髓(特殊)

對象文豪 台詞 語音

川端康成
梶井基次郎

梶井「美しくないものたちだねぇ」
川端「えぇ、同感です」


梶井「真是群一點都不美的東西」
川端「嗯,我有同感」

三好達治
梶井基次郎

三好「俺についてきなよ、達治!」
梶井「はいはい、わかってるよ!」


梶井「跟上我喔,達治」
三好「好好好,我知道啦」

井伏鱒二
梶井基次郎

井伏「梶井、ちょっと待ってくれ!」
梶井「俺は待つのは嫌いだよ!」


井伏「梶井,等等我!」
梶井「我可是很討厭等待的!」


耗弱、喪失台詞

場合 台詞 語音

助手更換、結成、
研究、購買、食堂

やれやれ……

唉……

はあ……

哈……

圖書館 未来に今朝のような明るさを覚えたことが、近頃の自分にあるだろうか

這陣子自己有過像今早一樣感到未來光明嗎?[9]

ふふ、服が汚れちゃったよ

哼哼,衣服髒掉了

司書室 課せられているのは、永遠の退屈だ

加諸在我身上的,是永遠的厭倦[10]

もやもやした気持ちから、解放されないかな

能否從這曖昧不清的心情中解放出來呢

補修 俺の桜が満開になる夢を見ていたはずなんだけどな

我本來正在做著櫻花盛開的夢才對的呢[11]

攻擊 この闇の中では、何も考えない

無法在這片黑暗中思考任何事......[12]

負傷 ……ふふっ

呵......

雙筆神髓 今日は脇役かな?

今天我是配角嗎?


散策、信賴度

移動場所 文豪選擇時的台詞 語音
中庭 桜の下には……ふふ、何が埋まっているんだろうね

在櫻花之下…哼哼,埋著什麼東西呢

入口 少し散歩してこようかな

稍微去散散步吧

談話室 この西洋皿は凄く良いねぇ! 誰が置いたんだろうな

這個西洋餐具真棒啊!是誰放在這裡的呢[13]

酒吧 俺はぁ……! 純粋なものが……分からなくなったんだよぉ……

我啊…!純粹的東西是什麼呢……已經不明白了

食堂 こう見えても食に関しては庶民嗜好だ。贅沢は言わないよ

別看我這樣,在飲食方面也是偏向平民口味的,不會要求奢侈的餐點

修補室 目立ちすぎるのも傷だな……

太搶眼也是種缺陷呢

信賴度 贈送嗜好品時的台詞 語音
0~ くれるのかい? ありがとう

給我嗎?謝謝

50~ ふふ、俺と仲良くしたいって思ってくれてるなら……嬉しいな

哼哼,想和我關係變得更好嗎……我很開心哦

100

あぁ、君も分かってきたのだね俺のロマンティックスピリットが!
……いつもいろいろ貰っているお礼に、ロマンティックスピリットについて語ってあげようじゃないか!


啊啊、你已經開始理解我的浪漫精神了!
……作為收到許多禮物的回報,讓我們來聊聊浪漫精神吧!

食堂 ありがとう

謝謝

限定食物 贈送嗜好品時的台詞 語音
柏餅

へぇ、シンプルだけど素材の味が活かされてて美味しいね……
また食べたいなぁ、なんて


(待翻譯)

巧克力

へぇ、チョコレートか……つやっとして、美しいね。それに、美味しい
また食べたいなぁ、なんて


(待翻譯)

新年禮物

どうもありがとう。お礼に檸檬を……おっと、今日はもうあげてしまったんだった
仕方ない、これから買いに行くとしよう。忘れた頃に、君の机の上にそっと置いておくよ


(待翻譯)


週年台詞

場合 台詞 語音
一周年 俺たちが一年だそうだ。これからも、俺の素晴らしさを際立たせていきたいな

我們似乎迎來了一周年,今後也希望能繼續顯露我的脫穎之處呢

二周年 また、新たな節目を迎えられたな。俺がいて、よかっただろ?

又迎來了新的節點呢。有我在感覺很好吧?

三周年 三年だと? 目立ち続けて三年も経っていたら、そりゃあファンも増えたに違いないな!

三年了?如果持續引人注目已經三年的話,那麼粉絲量肯定也增加了吧!

四周年 もう仕事には慣れただろうが……俺には、慣れてしまうなよ?

これからも、毎日色んな目立ち方をやって見せるからな


(待翻譯)


轉生研究特殊台詞

  • 以下為其他文豪對梶井基次郎的台詞,梶井本身並沒有台詞
對象 台詞
萩原朔太郎

梶くんはある意味で誰よりも強い詩人精神を持った人だよ
じゃなきゃあんな作品なんて書けないもの……


(待翻譯)

川端康成

……そうですか、彼が。彼には私がまだ一介の新人文士だったころに出会いました
再び訪れた出会いはどのようなものになるのでしょう……


(待翻譯)

室生犀星

あいつのすごいところは誰も書かなかった微妙な気持ちを書いたってところかな
付き合いは短かったが、とにかく強烈な印象を残すやつだったよ


(待翻譯)

坂口安吾

風のうわさで面白い話を聞いてるぞ。その話から推測するに、やつは堕落を極めている
なかなか手ごわいぞ? 覚悟しておけ


(待翻譯)

橫光利一

時代を先取りし過ぎてしまう者というのはいつの時代にもいる
手前の知っている中では彼がそうだ……いや、あの新感覚な洞察は今でも新しいかもしれないな


(待翻譯)

織田作之助

ワシ……実はファンやねん。いやあ実物拝見できるなんて長生きしてよかったわー
これこそ人生の醍醐味ってやつやな、そう思えへん?


(待翻譯)

三好達治

え、梶が? それは一大事ッス! 一刻も早く引っ張り上げにいくッスよ!
そうそう、あいつは癖のあるやつなんで覚悟しておいてください
……言っときましたからね


(待翻譯)


信件

以下非中文內容請求翻譯支援!

寄給梶井基次郎的信

寄件人:織田作之助

梶井基次郎様へ

今日はずいぶんとお世話になってありがとうございました

センセの話はいくら聞いてても飽きないですね
また表現のこだわりのお話、聞かせて下さい

織田作之助


致梶井基次郎

今天多謝您的關照。
您的話真是讓人怎麼聽都不會厭煩啊。
請讓我聽聽有關舉止禮貌的話吧。[14]

織田作之助

寄件人:川端康成

梶井基次郎様へ

泥棒と言えば夏目さんの家にも泥棒が入ったことがあったそうですよ
盗まれてしまった着物は運良く返ってきたのですが、売るためなのか、わざわざ縫い直されていたそうです
「こんな泥棒になら年に一度入ってもらいたいね」と笑っておられました
愉快な泥棒は意外と多いのかもしれません

川端康成


致梶井基次郎

說到小偷,聽說夏目家也[15]曾被小偷造訪過。
被盜的衣服很幸運地被還回來了,也許是為了賣,所以特意重新縫製了。
夏目笑著說:「這樣的小偷一年進來一次啊。」
也許意外地有很多令人愉快的小偷。

川端康成

寄件人:川端康成

梶井基次郎様へ

相変わらず丁寧な手紙を書きますね
一つの小説を読んでいるような気持ちになりました
また校正をして頂きたいところです
あなたさえよければですが
川端康成


致梶井基次郎

還是曾經那樣,寫一封很有禮貌的信,有一種讀一本優秀小說的感覺。
希望您能再校對一下,只要您覺得好。

川端康成

寄件人:井伏鱒二

梶井基次郎様へ

どうやら大丈夫みたいで安心した
本当に昨日の記憶がないというのには驚いたがな、昨日は大変だったんだぞ

悪いことは言わないから、昨日のあの場にいた奴らに謝っておくことを薦める
理由は聞くな

井伏鱒二


致梶井基次郎

你好像沒事人似的,我放心了。
你真的不記得昨天發生的事情了,很讓人吃驚啊,昨天可真夠嗆。
我不會說什麼不好聽的話,所以建議你給昨天在場的人道歉。
不要問理由。[16]

井伏鱒二

寄件人:三好達治

梶井基次郎様へ

またお腹を出して寝てただろ、いいかげん風邪引くぞ
心配されたくないならそういうところを改めてくれ

三好達治


致梶井基次郎

你又是露出肚子睡覺的吧,果然著涼了。
如果不想被擔心的話,請把習慣改過來。

三好達治

梶井基次郎寄出的信

收件人:洛夫克拉夫特

ラヴクラフト様

このキャンディをポケットに一つ入れておくといい。
礼には及ばないよこれは俺のちょっとしたお節介だから

梶井基次郎


致洛夫克拉夫特

把這顆糖放到口袋裡吧。
用不著謝我,這只是我的多管閒事罷了。

梶井基次郎

收件人:北村透谷

北村透谷様

この間は楽しい時間を有難う一目見てすぐに分かったよ
君も同じロマンティックスピリットを持つ人だって
俺も綺麗な洋服が大好きだから君と友達になれて嬉しかったよ
君の服にかける情熱と類稀なる感性を、これから沢山聞かせてほしいな

梶井基次郎


致北村透谷

謝謝你前幾天陪我度過的愉快時光
一看就明白
你也有著浪漫的精神
我也很喜歡漂亮的衣服
能和你成為朋友,我很開心
你對衣服的品味和你的感性,我今後也希望能夠聽你訴說

梶井基次郎

收件人:內田百閒

内田百閒様

君、俺の昔のペンネームなんてどこで聞いてきたんだい。
そりゃあ夏目さんに憧れて、文章を書き始めた頃に「漱石」の名を借りた事もあった
けれど、あれは若気の至りだよ。
今は誰にも弟子入りする気はないんだ
でも、君が夏目さんを敬愛している事と文学への情熱は伝わった。
また夏目さんの話をするなら、僕も呼んでよ

梶井基次郎


致內田百閒

你聽說我之前用過的筆名了啊。
我因憧憬夏目先生而開始寫作,所以借用「漱石」這個名字的事情[17]確實存在
但那只是年輕人的心血來潮
現在的我並不想當任何人的弟子
但是,你對夏目先生的敬愛和對文學的熱情我感受到了哦。
如果還想談論夏目先生的話,就來找我吧

梶井基次郎

其它信件

  • 使用2019年3月14日登陸獲得的「感謝の贈り物」後可以獲得一封信件。
  • 這是情人節散策活動的獎勵,每個玩家僅能得到一封信件(只可用於一名文豪)。
和感謝的贈禮放在一起的信件

(司書)様

バレンタインにチョコレートをありがとう
部屋に飾ってずっと眺めていたよ
これはささやかな感謝の気持ちさ

梶井基次郎


(司書)様

謝謝你的情人節巧克力
我會把它裝飾在房間裡一直眺望著它的
這是微小的感恩之情

梶井基次郎

戒指信件(青空的記憶)
戒指等級  內容
初期 人より早く終わりが来てしまうことが分かった時

當我知道我的終末會會比大多數人來的更早

5級 平凡な日常さえ人の十倍愛して生きようと思った

於是我要比他人十倍地熱愛平凡的日常生活

10級 僕の一生は閃光のように美しかっただろう?

我的一生像閃光一樣美麗吧?

20級 深い闇も虚無も僕を打ち負かすことは出来ないんだ

深邃的黑暗和虛無都無法將我打倒

30級 僕の本当の孤独はいつだって君と共にあって

我真正的孤獨是與你共處時

40級 君の青空に還っていく事を僕は知っているからね

因為我明白我終會回到你的青空

50級

 (司書)様

先日の旅行は素晴らしかったよ
咲き残った八重の桜
火がついたように咲いているつつぢ
苗代田の上を飛んでいく燕の声
あの場所はやっぱり俺の
ロマンティックスピリットの源だ
旅行の感動を早速小説にしてみたんだ
君と達治がいたから書けた作品だよ
感想を聞かせてほしいな

梶井基次郎


(待翻譯)


回想

有礙書回想
名稱 對象文豪 觸發條件 實裝日
川端と梶井 戰鬥開始前觸發 17/10/06
梶井と三好 戰鬥開始前觸發 17/10/06
散策回想
名稱 對象文豪 實裝日期
檸檬 18/02/21
休息 19/09/04
食堂回想
菜單 對象文豪 實裝日期
檸檬果凍 18/06/27
生日特別回想 ※無語音 【需購買(2000帝國券)】
名稱 登場角色 實裝日期

空想旅行記
(梶井基次郎)

2020年

意外的特技
(國木田獨步)

2020年

必殺掃除人
(三好達治)

2020年
紀念日回想
名稱 登場角色
梶井基次郎⌈檸檬⌋發行日
app三周年特別回想 四(片段)
app六周年紀念散策活動回想

情人節限定回想
(2021)

活動回想
名稱 登場角色

征伐作戰 特別有礙書
「盛開的櫻花樹下」淨化

坂口安吾三好達治
赤與青的鍊金術研究 六年級 三好達治
「梶流烹飪~款待料理篇~」
「梶井基次郎作品淨化 前篇」
「梶井基次郎作品淨化 後篇」
「新感覺審美會」 直木三十五橫光利一
調查任務 櫻花盛開的樹下 前篇


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以下內容含有劇透成分,可能影響觀賞作品興趣,請酌情閱讀

回想內容

  • 只記錄梶井基次郎出場部分
川端と梶井 川端康成&梶井基次郎
  • 於戰鬥開始前發生。

川端康成 梶井さん……どうも……この間は……
梶井基次郎 ちゃんと最後まで省略せずに言おうよ川端さん?
面倒臭がってはダメじゃないか

川端康成 む……いいじゃないですか……梶井さんとちゃんと会話出来ればそれで……
梶井基次郎 川端さんの理屈ならそうだね、でも小説家の言葉としてそれはどうなのかねえ
川端康成 やはり梶井さんは痛い本質を突いてきますね……
言葉へのこだわりの為せる業でしょうか……

梶井基次郎 当然だよ。俺自身の完璧な世界を創るためには、何一つ無視するべきものなどないのだ!
川端康成 ……梶井さんにはどんなごまかしも通じないのでしょうね
私の作品の校正を頼んだ時もそうでしたが……

梶井基次郎 あ、そうそう、もう一つ
いくら俺が目を引くからって人の顔をマジマジと見続けるのはやめてくれ

川端康成 それは……私の癖ですから……
梶井基次郎 全く、川端さんは変わっているなあ


川端康成 梶井先生……謝謝……最近……
梶井基次郎 川端先生,好好地把話從頭到尾說清楚喔
因為覺得麻煩而省略是不行的

川端康成 嗯……沒關係吧……能和梶井先生對上話就好了吧……
梶井基次郎 或許對川端先生來說是那樣沒錯,但以小說家的話來說又是如何呢
川端康成 梶井先生果然會直擊要害呢……
是不是因為你對語言有所堅持呢……

梶井基次郎 那是當然的。為了創造自己心目中的完美世界,沒有任何東西是可以無視掉的!
川端康成 ……對梶井先生是沒辦法打馬虎眼的呢
拜託你校正我的作品[18]時也是……

梶井基次郎 啊,對了,還有一點
不論我是多麼引人注目,不要那樣一直盯著人的臉一直看

川端康成 那是我的壞習慣[19]……所以……
梶井基次郎 真是的,川端先生真是奇怪的人呢

梶井と三好 三好達治&梶井基次郎
  • 於戰鬥開始前發生。

梶井基次郎 やあ達治。葡萄酒を飲むかい?
三好達治 梶! わざと言ってるだろ!
トラウマを掘り起こさないでくれ!

梶井基次郎 ……なんだ残念、覚えてたのか
三好達治 恐怖だよ! 持っていたワイングラスになみなみと血が入っていたのは!
「葡萄酒を見せてやろうか……美しいだろう……」って梶の言葉も怖かったから!

梶井基次郎 あの時はただ美しいものを見せてあげようとしただけだというのに……
君は繊細すぎるね

三好達治 繊細ちゃう! 常に捻くれた発想しか出来ない梶と一緒にすんな!
梶井基次郎 ふうん、僕の「ロマンティック・スピリット」を理解できないなんて
本当にどうしようもない奴だよ君は……

三好達治 どうしようもなくて悪かったな!
でも梶の謎の精神世界を完全に理解できる人なんて、なかなかいないんじゃないか……?


梶井基次郎 呀,達治,要不要喝葡萄酒啊?
三好達治 梶!你是故意的吧!
不要來揭發我的創傷好嗎!

梶井基次郎 ……好可惜,你還記得啊
三好達治 那超恐怖的好嗎!高腳杯里居然裝了滿滿的血!
還有梶說的話也超可怕的!什麼「給你看看葡萄酒吧……很美吧……」[20]

梶井基次郎 是你的心思太細膩了
我那時候明明只是想讓你看看美麗的東西罷了……

三好達治 我才沒有心思細膩呢!不要把我跟梶這種想法扭曲的人相提並論!
梶井基次郎 嗯哼,居然不理解我的「浪漫精神」
你真的是個無藥可救的人呢

三好達治 無藥可救真實不好意思啊!
可是能夠理解梶那謎一般的精神世界的人根本沒幾個吧……?

檸檬 三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 ふふ、今日も綺麗だなあ
三好達治 また檸檬を眺めている……
梶井基次郎 司書さんにもらったんだ、とびきり良い檸檬をね。あの人はよく分かる人だ
三好達治 へえ、そんなにいいんだ
梶井基次郎 あげないよ
三好達治 ……何も言ってないけど
梶井基次郎 油断ならないからねぇ、君は。人のものも自分のものだって思っているんだから[21]
三好達治 そう言う梶は「自分じゃないもの」も自分だって思っているんだろ
さっきも鏡の中の自分を見るように檸檬を見てたじゃないか

梶井基次郎 やれやれ、なぜそういう正論じみたことばかり言うかな
そんなに欲しいなら君も司書さんにもらいに行くといい。きっと君の檸檬をくれるはずだよ

三好達治 はいはい、そうすることにするよ


(待翻譯)

休息 井伏鱒二&梶井基次郎

梶井基次郎 鱒二、最近は釣りをしているのかい?
井伏鱒二 なんだカジじゃないか。そうだな、暇を見つけては、だけどな
梶井基次郎 俺はそこまで君が釣りを好むのが不思議だよ
井伏鱒二 いんや、魚と戯れていると退屈しないぞ
梶井基次郎 そうかい?
君はそうやってのんびりしてばかりだね。芸術的な冒険心が足りないんじゃないのかい?

井伏鱒二 いやいや、それは違うぞカジ。釣りにも新しい芸術にも必要なのは我慢だ
思い出してもみろ、俺達が目指した新興芸術つったって
何か形になったわけじゃなかったからな

梶井基次郎 ふーん、確かに君の言い分にも一理あるね
井伏鱒二 そう言う梶は「そうだろ? だからカジも一度釣りをしてみろ
あのゆったりした時間から、新しい芸術的な境地に至れるかもしれん

梶井基次郎 そこまで言うのならやってあげてもいいよ。確かに俺も生き急いでいたところはあるから
たまには谷川の水音をのんびりと聞くのもいいかもしれないね


(待翻譯)

檸檬ゼリー 高村光太郎&梶井基次郎

梶井基次郎 これは檸檬だね!まるごとじゃないのが至極残念だ
高村光太郎 これは……
梶井基次郎 どうしたんだい?高村くん
高村光太郎 ……いや、なんでもない。ちょっと懐かしく思っただけだよ
梶井基次郎 あげないよ
高村光太郎 もちろんそうだろう、檸檬は僕の一部であるように君の一部でもあるんだからね[22]
梶井基次郎 うん……そうだね
高村光太郎 ふふっ、うっかり爆発させないように気をつけなよ[23]


(待翻譯)

生日回想
名稱  內容 實裝日期
生日一

今日は何の日か知っている?
なんと、俺の誕生日! 主人公になれる日だよ!


知道今天是什麼日子嗎?
是我的生日唷,成為主角的日子!

2018
生日二

今日はね、俺の誕生日!
朝までロマンティック・スピリットについて語り合おう!


今天啊、是我的生日!
讓我們一起把聊浪漫精神聊到天亮吧!

2020
生日三

俺の誕生日覚えていてくれたんだ? ありがとう
後で、お礼に君の部屋にたくさん檸檬を置いておくよ


你還記得我的生日嗎?謝謝
之後作為感謝,我會在你的房間裡放一個檸檬唷

2021
生日四

俺の誕生日に相応しい、ロマンティックスピリットあふれるケーキだよ!
このケーキ、一体どうやって作ったんだい? ぜひ教えてもらいたいな


一個富有浪漫精神的蛋糕!正好和我的生日相襯
這個蛋糕是怎麼做的?可以教我嗎?

2022
生日五

おや……このケーキ、隠し味に檸檬が入っているね?
俺の舌はごまかせないよ。この爽やかな風味がとても良いね
今度ケーキを作る時、真似してみよう


哦呀……這個蛋糕,放了檸檬吧?
騙不了我的舌頭唷,這個清爽的味道很棒呢
下次做蛋糕的時候,我也做一個類似的吧

2023
梶井基次郎⌈檸檬⌋发行日 三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 うん……実にいいね。いい出来だ……
三好達治 梶、探したぞ
……何してるんだ?

梶井基次郎 達治、いいところに来たね。檸檬のケーキをいただいていたのさ
自著の『檸檬』を読みながら、ね。本当に素晴らしい出来だ

三好達治 檸檬のケーキ……食堂で作ってもらったのか?
ケーキの味を褒めてるのか、自著を自画自賛してるのかよくわからないな……

梶井基次郎 当然どちらも、だよ
ところで何か用が合って*1、僕を探していたんじゃないのかな?

三好達治 ああ、忘れ物を届けに来たんだ……はい
図書館の本棚にあったんだ。こんなもの置いていくの、お前しかいないだろう

梶井基次郎 檸檬の果実……そういえば、そうだった
図書館の本棚にこの爆弾を仕掛けておいたんだったね

三好達治 こんなの、犯人がすぐわかる……
梶井基次郎 フフ、じゃあ檸檬を持ってきてくれた君に、代わりのご褒美をあげよう
もう一つある檸檬のケーキを、君が食べても構わないよ

三好達治 え、いいのか?
お前が自分のものをくれるなんて珍しいじゃないか

梶井基次郎 いいよ……実のところ、これはもともと君のものだったしね
この素晴らしい本を、どこぞを走り回って実現してくれた君にあげようと思っていたんだ

三好達治 ……そうか。じゃ、ありがたくいただくよ
梶井基次郎 ああ、いいよ……君の『檸檬』を召し上がれ


梶井基次郎 嗯……真棒。做得太好了……
三好達治 梶,我找你好久了
……你在幹什麼?

梶井基次郎 達治,你來的正好。我正在吃這個檸檬蛋糕
正適合用來搭配自己的作品《檸檬》。真的做得太好了

三好達治 檸檬蛋糕……是食堂做的嗎?
不是很懂你是在稱讚蛋糕的味道,還是在自賣自誇自己的作品……

梶井基次郎 當然是兩者都有了
話說你不是有事要找我嗎?

三好達治 是啊,我是來還你遺落的東西……給
是在圖書館書架上找到的,會放這種東西的人也只有你了吧

梶井基次郎 檸檬果實……說起來、確實是呢
的確是把這顆炸彈設置在圖書館的書架上了

三好達治 這一看就知道犯人是誰……
梶井基次郎 呵呵,那就給幫忙把檸檬帶來的你一點獎勵吧
另一個檸檬蛋糕就給你吃吧

三好達治 誒、可以嗎?
你會把自己的東西給人真是少見

梶井基次郎 可以啊……說實話,這本來就是你的東西
你為了實現這本精彩的書四處奔波,我本來就打算送給你

三好達治 ……是嗎。那我就虛心收下了
梶井基次郎 啊啊,請吧……好好享受你的《檸檬》

app三周年特别回想 二(片段) 永井荷風&佐藤春夫&谷崎潤一郎&三好達治&梶井基次郎

永井荷風 佐藤君、なにをやっているんだ。トレーの上のグラスがぐらぐらしているよ
しっかり腹に力を込めて立ちたまえ

佐藤春夫 なあ……これは本当に必要なのか?
なんで本を頭の上に乗せて水の入ったグラスを運ばなきゃならないんだ
俺は別に給仕のプロを目指しているわけじゃないんだが……

谷崎潤一郎 春夫さん、よそ見をすると危ないですよ
永井荷風 人が丹精込めて作った料理や菓子を、格好だけのサービスで台無しにするつもりかね?
客には君が誰かなんて関係ないんだよ。店に立つ以上は自分が店の顔だと自覚して
完璧なサービスで客をもてなすべきだろう
出来ないなら裏に引っ込んでケーキ作りを手伝ってき給え
君の代わりは案山子でも立てておけばいい

佐藤春夫 そこまで言うことないだろう! 今だってこうやって練習しているのに
谷崎潤一郎 ええ、少しずつですが出来るようになっています。あと一息ですよ
永井荷風 僕が指導しているんだ、出来るようになって当然だよ
梶井基次郎 練習もいいけれど、少し休憩しないかい? ケーキを持ってきたよ
三好達治 梶と二人で作ったんで、皆で味見をしてくれると嬉しいッス
梶井基次郎 達治がケーキを焼いて、俺が飾りつけをしたんだ
左からタルトシトロン、ミルフィーユ、フレジエピスターシュ
我ながら、なかなか上手に出来たと思うよ

谷崎潤一郎 なんて美しいのでしょう……どれにしようか目移りしてしまいますね
永井荷風 君は優れた美的センスの持ち主のようだね。とても美味しそうだよ
一時休止して頂こうか、谷崎君

谷崎潤一郎 はい、荷風先生。お茶をご用意しますね
佐藤春夫 ……谷崎は座っていてくれ。俺がお茶を淹れてくる
梶井基次郎 おや、佐藤さんは食べないのかい? 残念だなあ
佐藤春夫 いや、後で食べる。俺の分は残しておいてくれ
三好達治 自分から進んでお茶を淹れるなんて、格好だけじゃなくて本気でやるつもりなんスね
最初はあんまりやる気がないように見えましたけど

佐藤春夫 今も別にやる気があるわけじゃない
架空の客相手に練習するより、実践で覚えた方が早いと思っただけだ

永井荷風 フッ……では、厳しくチェックしてあげよう
谷崎潤一郎 春夫さんのお給仕で頂くケーキ、楽しみですね


(待翻譯)

app六周年纪念散策活动回想 中原中也&梶井基次郎

梶井基次郎 へぇ、どうもありがとう。お返しに檸檬をあげようか
中原中也 へえへえ。んじゃ、ついでに質問に答えろってな
質問!この一年で楽しかったことは?

梶井基次郎 そうだねえ。あの侵蝕事件では思う存分檸檬を爆発させられて楽しかったよ
侵蝕もたまには悪くないかもね。フフ、不謹慎な発言かな

中原中也 ふん、ぶっちゃけた発言するじゃねーか
梶井基次郎 でも本心さ。内に秘めるがそう言うんだよ


(待翻譯)

  • 情人節限定回想
甜美的禮物 一 夏目漱石&梶井基次郎

夏目漱石 ふふ……皆喜んでくれるでしょうか
梶井基次郎 夏目さん、とても楽しそうだね
夏目漱石 おっと、これは迂闊でした。見られてしまいましたか
梶井基次郎 隠しても分かるよ。なにか面白いことを計画しているんだろう?
俺にも教えて欲しいな

夏目漱石 そうですね……貴方になら、お話ししても良いでしょう
貴方は、二月十四日のことはご存知でしょうか

梶井基次郎 大切な人に、感謝の気持ちを込めて、甘いものや花を贈る日らしいね
図書館に来てから初めて知ったけれど、とても楽しい風習だよね

夏目漱石 そうです。私はこの機会に、日頃気にかけてくれる弟子達に
贈り物をしようと考えているのですが……

夏目漱石 木曜会に来る弟子達は、近隣の店の菓子を食べ慣れているでしょうから
思い切って菓子を手作りしてみようと思い立ったのです
これまでに経験のないことですが、何事も挑戦してみなくては

梶井基次郎 手作り……へえ、すごく良いね!
これからお菓子を作るの?

夏目漱石 そうです。こうしてレシピも用意して、特別な材料も手配したのです
大切な弟子達には、美味しいものを食べさせてあげたいですから

梶井基次郎 ふむふむ、これは外国のケーキだね。レシピも本格的だ
夏目漱石 ……ですが、上手く行くだろうかと、少し不安にも思っております
なにせ初めてのことですから

梶井基次郎 そういうことなら、俺が一肌脱ごうか
このケーキは作ったことがあるから、役に立てると思うよ

夏目漱石 本当ですか?
梶井基次郎 ああ。俺も贈り物をしたいと思っていたところだし
夏目漱石 それなら是非。失敗しても良いように、たくさん材料を用意したので
一緒に作りましょうか


(待翻譯)

甜美的禮物 二 夏目漱石&泉鏡花&梶井基次郎

梶井基次郎 よし、着替えも終わったし、レシピも用意した
夏目漱石 準備万端ですね。はじめましょう
ガシャーン!

梶井基次郎 ん? なんの音だろう
夏目漱石 厨房の方から聞こえたようですね。私たち以外に誰かいるのでしょうか

泉鏡花 ああっ……またやってしまいました
なぜ上手くいかないのか……


梶井基次郎 泉さんじゃないか
泉鏡花 梶井さんに……夏目先生。どうも
お二人がご一緒とは珍しいですね

夏目漱石 ええ、思いもよらなかったことですが、一緒に菓子作りをしようという話になりまして
泉鏡花 ……そうだったのですか
梶井基次郎 ふふ、面白いだろう?
その格好をしているということは、泉さんもなにか作っているのかな

泉鏡花 ええと……そうですが……
夏目漱石 教えて下されば、なにかお手伝いできることもあるかもしれませんよ
泉鏡花 い、いいえ。余計なお世話です!
梶井基次郎 おや……
泉鏡花 ………………
夏目漱石 ……ん? なにか、妙な匂いがしませんか
焦げ臭いような……

梶井基次郎 ! 大変だ、オーブンから煙が出ている
泉鏡花 しまった、目を離した隙に……!
夏目漱石 梶井さん、すぐに窓を開けましょう!

夏目漱石 ふう……少々驚きましたが、大事がなくてよかったですね
梶井基次郎 泉さんの作っていたものは、真っ黒に焦げてしまったけどね……
泉鏡花 お二人にも片づけを手伝ってもらってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です
梶井基次郎 大した事じゃないよ。それより、貴方は随分落ち込んでいるね
泉鏡花 ………………
夏目漱石 なにか事情があるようですね
菓子作りに取り掛かる前に、お伺いしましょうか


(待翻譯)

甜美的禮物 三 夏目漱石&泉鏡花&梶井基次郎

梶井基次郎 なるほど。尾崎さんや徳田さんに贈り物をする為に、お菓子作りに挑戦していたんだね
泉鏡花 ええ、紅葉先生は甘いものが大変お好きですから
甘味を贈れば必ず喜んで下さるだろうと

夏目漱石 そうですね。それも愛弟子の手作りとなれば、きっと喜ばれるでしょう
泉鏡花 司書さんの仕事を手伝えば調理用の服を支給してもらえると聞いたので
手伝いに励み、こうして準備をしてきたのですが……
先ほどから一向に上手くいかず……失敗続きなのです

夏目漱石 何故でしょうね。泉さんは特別不器用な方だと思いませんが
泉鏡花 それが僕にも分からないのです。レシピの通りにやっているつもりなのですが
どうしても思ったようなものが出来ない……

梶井基次郎 ……ああ、ふうん。なるほどね
上手くいかない原因が分かったよ
泉さんはコンロでチョコレートを火にかけながら、作業台でクリームを泡立てて
オーブンでスポンジを焼いていた……そうだよね?

泉鏡花 え、ええ。レシピを熟読して、そこに書いてある通り……
梶井基次郎 このレシピは、お菓子作りに精通した人のために書かれたものだよ
作りなれていない泉さんが、この作業を同時並行でするのは難しいと思うな

夏目漱石 ええ。菓子というものは、相応の訓練を積んだ専門の職人が
その持ち得る技術の全てを結集させて作り上げる芸術品ですから
ひとつひとつの工程に、その知識と経験が宿っているのです

夏目漱石 本を読んで手順を頭に入れても、熟練の職人のように
腕を揮うことは難しいでしょう

泉鏡花 では……諦めるほかないでしょうか
梶井基次郎 泉さんの目的は、美味しいお菓子で尾崎さんに喜んで貰う事だろう?
心がこもっていれば、尾崎さんはなんでも喜んでくれると思うな

泉鏡花 ……僕は先生に褒められようとするあまり、身の丈に合っていない無茶を
やろうとしていたのですね……なんとあさましい。恥ずかしい事です

夏目漱石 お世話になっている人に最高のものを贈ろうという貴方のお心がけは立派なものですよ
それを恥じる必要はありません

泉鏡花 はい……初心者の僕でも作れるものを探してみます
梶井基次郎 幸い、ここにレシピがたくさんあるから、見てみるといいよ
梶井基次郎 それにね、自分に出来ないことは、得意な人に教えて貰えばいいんだよ
例えば、ここにいる俺とかね。お菓子作りはちょっとした腕前なんだよ?

夏目漱石 微力ながら、私も力添えをしましょう
泉鏡花 お二人が手伝ってくださるのですか……?
梶井基次郎 もちろん!
夏目漱石 梶井さんの手を借りて、共に人を喜ばせる菓子を作ろうではありませんか
泉鏡花 はい……それでは、ご指導ご鞭撻をお願いします


(待翻譯)

甜美的禮物 四 夏目漱石&泉鏡花&三好達治&德田秋聲&梶井基次郎

三好達治 梶……大丈夫かな
德田秋聲 ……何してるの?
三好達治 うわっ!
德田秋聲 わっ! なんだよ、大声出して……
三好達治 しーっ! 秋声さん、聞こえちゃうっス!
德田秋聲 大声を出したのは僕じゃなくて君だろ……
三好達治 梶と、夏目さんと泉さんがお菓子を作ってるんスよ
邪魔しないでやってください

德田秋聲 え、三好くんはそれを見張ってたの?
三好達治 いや、見張ってたんじゃなくて心配で……梶の奴、マイペースだから
二人を振り回して迷惑かけてるんじゃないかと

德田秋聲 ……話を聞いて僕も心配になってきた
鏡花は潔癖症だから、お菓子なんか作れるはずないのに
一体どういう風の吹き回しなんだ?


梶井基次郎 うーん、こんなものかな
夏目漱石 ほう、このケーキの生地は、焼く前から表面がつやつやしていますね
やはり貴方の腕前は際立って優れているようです

梶井基次郎 ふふふ。俺は自分の感性に正直に作っているだけだよ
でも、褒められるのは嬉しいね

泉鏡花 素晴らしい……僕が何度やっても、このようにはなりませんでした
同じ材料を使っているのに、こうも違うなんて……

梶井基次郎 大丈夫。俺が教えてあげるから、貴方もきっと出来るようになるよ
夏目漱石 見ていて大変勉強になります
梶井基次郎 夏目さんは仕事が丁寧だし、お菓子のことも詳しいから頼りになるよ
夏目漱石 そう言ってもらえるとやりがいがありますね
私もだんだん楽しくなってきました

梶井基次郎 胸を張って渡せる出来になりそうだね。さて、次は……
泉鏡花 夏目先生のチョコレートのケーキでしたね
材料はレシピ通り、一グラムの狂いもなく正確に量ってあります
道具も完璧に消毒してありますので

梶井基次郎 ありがとう、とても助かるよ!
夏目漱石 では、この調子でどんどん作ってしまいましょう
泉鏡花 はい、レシピの続きを読み上げます

德田秋聲 ……驚いた。鏡花が人のやることにケチをつけずに、素直に作業を手伝っているなんて
三好達治 二人は梶の感性を認めて、さりげなく褒めてやる気を出させてくれてるっスね
德田秋聲 手助けは必要なさそうだね。ここからそっと見守るに留めよう


(待翻譯)

甜美的禮物 五 夏目漱石&泉鏡花&尾崎紅葉&正岡子規&梶井基次郎

梶井基次郎 最後にミントとレモンピールを載せて……と
これで完成だ!

泉鏡花 クッキーも出来上がりました
先程とは違って、香ばしい良い香りがしています

夏目漱石 チョコレートクリームと苺の色味が、絶妙なバランスに仕上がりました
早く味見をしたいものですね

梶井基次郎 うん。皆に振舞う前に、三人で味見をしちゃおうか

夏目漱石 この時を待ちわびていました。やっと菓子を頬張ることが出来るのですね
梶井基次郎 きっと美味しく出来ていると思うよ
泉鏡花 紅葉先生が喜んで下さると良いのですが
尾崎紅葉 我を呼んだか、鏡花
泉鏡花 紅葉先生! どうして食堂に?
尾崎紅葉 外の廊下を通りかかったら、甘い匂いが漂っておったので
誘われるままにやってきたのだよ。まさか汝が菓子作りをしているとは思わなかったが

正岡子規 美味そうな菓子だなあ! これ、夏目たちが作ったのか?
味見させてくれ、夏目!

夏目漱石 全く。後で驚かそうと思っていたのに、先に乗り込まれてしまうとは……
尾崎紅葉 鏡花、我の分もあるのか?
泉鏡花 はい。紅葉先生の為に、心を込めて作りました。是非召し上がってください

尾崎紅葉 これは美味い! 上品な甘みと、快い歯ごたえ
これほど美味い菓子は、これまで食ったことがない

正岡子規 カカオの香りが甘みを引き立てているな
出来立ての菓子ってこんなに美味いのか。いくらでも食えそうだ!

夏目漱石 ふふ、そうだろう。一流の腕前を持つ人に教わって作ったのだから
泉鏡花 先生、気に入って頂けましたか
尾崎紅葉 ああ。我は満足だ
褒めて遣わすぞ、鏡花


梶井基次郎 お菓子作りは大成功だったね
泉鏡花 ああ……一時はもう駄目かと思いましたが
思った通りの、いえ、思った以上のものが出来ました

泉鏡花 一人では決して成し遂げられなかったことです
お二人ともありがとうございます

夏目漱石 なにを仰いますか。三人で力を合わせた結果ですよ
梶井基次郎 泉さんの笑顔が見られて俺も嬉しいよ
さあ、お茶を淹れて、至福の時に手を伸ばすとしよう


(待翻譯)

  • 活動「アカとアオの錬金学修 六年生」回想
導入 &三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 うん、有難う。なかなか着心地がいいね
そうですか。この服、他の方からも好評なんです。
三好達治 あっ、梶。なにしてるんだ?
梶井基次郎 ここで服を作ってくれると聞いてお邪魔していたんだ
見て、アオくんが用意してくれたんだよ
どうだい、お洒落だろう?

三好達治 うーん、梶が言うならそうなんだろうけど
正直……よくわからん

梶井基次郎 なんだって? 達治、君って……
三好達治 変に工夫しなくても普通に着ればいいんじゃないか?
制服なんか誰が着ても似合うように作ってある

梶井基次郎 誰が着ても似合うように作ってあるからこそ
自分らしい着こなしを考える楽しみがあるんじゃないか
世界にたった一人しかいない自分の為のとっておきの一着を用意する……考えただけで胸が躍るよ!

喜んでもらえてよかったです。色々と注文に応えた甲斐がありました
梶井基次郎 達治の制服も用意してあるんだ。早く着替えてきて
三好達治 ちょ、いつにも増して強引じゃないか?
梶井基次郎 良いから良いから。待ってるからね、急いでくれよ


(待翻譯)

青春 三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 よいしょっと……
三好達治 梶、なにしてんだ?
梶井基次郎 机をくっつけているのさ。お昼休みには、みんなこうするだろう?
さっきチャイムが鳴ってたし、素敵な音楽も流れている
僕らも休憩しようよ、達治

三好達治 ここでは腹も減らないし、弁当なんか必要ないのに……
梶井基次郎 僕が研究に協力するためには必要なんだよ
ほら、達治の分のお弁当だよ。食堂で作ってもらったんだ
開けてみて

三好達治 中身……カレー!? なんで弁当にカレーなんだ
梶井基次郎 達治は辛いものが好きだから
見て。全部カレーだけど、飽きないように、ひよこ豆のカレーと、チキンカレー
あとマサラカレーを用意してもらったよ。それからサラダとナン

三好達治 む、無駄に本格的……
梶井基次郎 机の上に広げた時、華やかになるように色々考えたんだ
味が均一化された購買のパンよりも、お腹も心も満たされるよ

三好達治 はあ、梶は何処へ行っても梶なんだなあ……
そういうところ、学生時代から変わらないんだろうな

梶井基次郎 そんなことないよ
三好達治 え?
梶井基次郎 ……学生時代、病気で学校に行けない日の方が多かったからね。こういう事に憧れていたんだ
机の上にお弁当を広げて、友達と話しながら食事する
学校を卒業してしまえば二度と還らない日常だ
あの貴重な時間をもう一度味わえるんだよ。達治も心が躍らないかい?

三好達治 ……教室の中にしかない青春もあるってことか
梶井基次郎 そうとも。お弁当を食べながら、僕らの青春を楽しもうよ


(待翻譯)

  • 活動征伐作戰 特別有礙書「盛開的櫻花樹下」淨化「征伐作戦 特別有碍書「桜の森の満開の下」ヲ浄化セヨ」回想
盛開的櫻花樹下 一 坂口安吾&三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 これはこれは、美しいところだね
三好達治 『桜の森の満開の下』……まさにその場所だな。で、自分たちはその登場人物だと
俺たちは山賊に殺されるモブ……他に良い登場人物がいなかったとはいえ、あんまりじゃないか

梶井基次郎 俺はモブにしては存在感がありすぎる。これから戦うことになる敵に気づかれないといいけど
ねえ、名もなき山賊の坂口くん?

坂口安吾 はあー……知らん。気づかれるかもしれんし、そうじゃないかもしれん…
三好達治 テンション低い! どうしたんだ安吾……いつもはそんなんじゃないだろ
「その図太い精神やよし! それでこそ堕落した人間だ」とかなんとかいう所だろ

梶井基次郎 まあまあ達治。坂口くんはきっと、この桜に影響されてしまっているんだ
坂口安吾 …………
梶井基次郎 あ、待ちなよ坂口くん
三好達治 ……無限に咲き誇っている桜、か。この場所なら不思議と納得してしまうな


(待翻譯)

盛開的櫻花樹下 二 坂口安吾&三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 『桜の森の満開の下』……恐いもの知らずの山賊が桜に翻弄される、という話だったね
ほら、冒頭から面白いよ……
「花の季節になると、旅人はみんな森の花の下で気が変になりました」だって

三好達治 すごい設定だな……どこからツッコめばいいのやら
梶井基次郎 それだけじゃない。主人公である山賊が略奪して手に入れた女はとても残酷なんだ
そんな異形とすらいえる存在に翻弄される野卑な山賊の男
それらを圧倒するかのような存在感を放つ桜の木。スケールが大きいね

三好達治 最後はすべてが桜と共に散ってしまうっていうのは、とても切ない終わり方だな
それでも、悲しくはないんだけど

坂口安吾 桜は全てを超越してるんだ。とてつもなく大きな、人間の死すらちっぽけなものにするほどな
チッ…………………………

梶井基次郎 大丈夫かい? 疲れているなら無理しないで帰るべきだよ
坂口安吾 いや、そういうわけじゃない。問題ない……俺は正常だ
梶井基次郎 そう……なら止めないけれど


(待翻譯)

盛開的櫻花樹下 三 坂口安吾&三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 じゃあ、せっかくだから君の話も聞きたいな
坂口くんの話を読ませてもらったけど、独特の不思議な魅力があったよ
"女"と山賊は満開の桜の下で死んでしまうっていうところも俺好みだ

三好達治 安吾の話はこういう急転直下なオチが多いよな
それも諸行無常って感じで……かといって、悲しいとは思わないんだよな
梶は「桜の木の下には死体が埋まっている」と言ったけど、それが怖い響きを持っていないのと似てる

梶井基次郎 美しいものと空虚なものは常に表裏一体だ。俺以外にもこの感覚がわかってくれる人がいるなんてね
坂口安吾 ああ、綺麗なものの裏には虚しいものがある……
俺は美しいものを見ている時に心のどこかで感じる虚しさや悲しみを物語で描こうとしたんだ

三好達治 よくわからんけど……安吾にも、山賊が感じているような孤独を感じることがあったのか?
坂口安吾 ……どうだろうな。そもそも人間は、どうしようもない孤独を抱えている……そういうもんだろ?
本来、孤独を恐れる必要はない。既にそこにあるものだから
だが、わかっていても恐がっちまう
だから書いたんだ

梶井基次郎 本来、孤独を恐れる必要はない……か


(待翻譯)

盛開的櫻花樹下 四 坂口安吾&三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 ねえ坂口くん。今の話、君が常々言っている堕落と何か関係があるのかな、と思ったけど、どう?
坂口安吾 鋭いな……
俺だって孤独は恐い。孤独以外にも恐いもんはいっぱいあるが……
それらに打ち勝つにはどうすればいいか考えた結果、堕落に行き着いたわけだ

梶井基次郎 興味があるな。どうやったら堕落できるんだい?
三好達治 そこなのか? 俺には堕落ってもの自体がなんなのか解説してほしいんだけど
坂口安吾 仕方ないな……じゃあ安吾流堕落術の一部を伝授してやろう
「毎日当たり前にやる」ことをひとつ、やめることだ。ちなみに俺の場合は部屋の掃除だ
やめて少し経つと、意外と不便じゃない、そもそもやらなくてもいいと感じるだろう

三好達治 駄目人間の居直り論に聞こえるけど……というか、珍しくよく喋るな安吾
坂口安吾 なに……ちょっとした気まぐれだ
梶井基次郎 ふむ、なるほど……そもそもやらなくていい、そう気づいた時には「堕落」しているわけだ
坂口安吾 そうだ。世の中の普遍に騙されてたら見えるもんも見えなくなる
気づかないうちに身に着けちまった常識を取っ払ってみたときに堕落の片鱗が見え……あっ!

三好達治 どうした?
坂口安吾 闇の女だ!!
三好達治 えっ、何! どこ行くんだよ安吾!
梶井基次郎 坂口くんはとてもエキセントリックだね
三好達治 何いってんだ梶、追いかけるぞ!


(待翻譯)

盛開的櫻花樹下 終 坂口安吾&三好達治&梶井基次郎

女の姿は搔き消えてただ幾つかの花びらになっていました。
そして、その花びらを搔き分けようとした彼の手も彼の身體も
延した時にはもはや消えていました。
あとに花びらと、冷めたい虛空がはりつめているばかりでした。

三好達治 おい安吾、大丈夫か?
坂口安吾 あれ?
三好達治 はあ。なんだよいきなり走ったりして! また幻覚を見てたのか
坂口安吾 確かに見たんだが……
三好達治 ……なにもないぞ。梶、見たか?
梶井基次郎 いいや。でも彼の瞳には確かに映ったのだろうね、美しい女が……
ふふ、よかったよ。物語のように女と一緒に消えてしまわないで

三好達治 ちょっ、梶、恐いこと言うな。まあ……無事で良かったけど
坂口安吾 はは、二人とも心配してくれてありがとな。もう大丈夫だ
三好達治 あれ、元気になったのか
坂口安吾 おうよ。なぜだか知らんが晴れやかな気分だ
よし、気を取り直して行くぞ!

三好達治 だから先に行くなって!
梶井基次郎 面白いなあ、坂口くんは……

櫻の森の滿開の下の秘密は誰にも今も分りません。
あるいは「孤獨」というものであったかも知れません。
なぜなら、男はもはや孤獨を怖れる必要がなかったのです。


(待翻譯)

  • 活動「梶流烹飪~款待料理篇~」「梶流クッキング 〜おもてなし料理編〜」回想
三好的煩惱 室生犀星&三好達治&梶井基次郎

三好達治 犀星さん、ちょっといいッスか? 相談があって
室生犀星 お、どうしたんだ三好。それに梶井くんまで
梶井基次郎 達治はいま、朔さんのことで悩んでるそうだよ
三好達治 朔先生、ずっと詩を作るのに夢中になってるじゃないッスか……
室生犀星 確かに、最近根を詰めているみたいだな。その割には、芳しくはないようだが
三好達治 昨日もお夜食を持っていったンスけど、手をつけてくれなかったみたいで
室生犀星 夜な夜な酒を飲んでもいるな。憔悴しているのがわかるよ……
梶井基次郎 よくない兆候だね
三好達治 新しい詩を必死で作ってくれるのは自分としても嬉しいッス
朔先生の才能は、追い詰められてこそ発揮されるッスから


三好達治 でも、悩んでいるのを側で見てると、複雑な気持ちになってきて……
梶井基次郎 達治は朔さんが好きなのか、朔さんの詩が好きなのかわからない時があるからね
室生犀星 君の悩みはこれ以上無いくらい理解できるが、詩を作る手助けはできないからな
三好達治 やっぱり俺たちは何もできないッスかね……
室生犀星 そうだなあ……悩んでいるなら頼ってくれって、言うことくらいはできるけど……
梶井基次郎 じゃあさ、「おもてなし」会をしたらどうかな?
三好達治 なんだよ、それ
梶井基次郎 俺は思うんだ。食事とは、仲間とするもの。特に、一緒に同じものを取り分けて食べることは
「僕たちは君の味方だ」と伝えていることにほかならない

室生犀星 ……つまり、悩みがあったら言ってくれと伝えるよりも、気持ちが伝わりやすいってことか
梶井基次郎 それだけじゃないよ! 同好の人々を食事に招き、食卓を囲む
この場合は、詩について自由に談話を楽しむ

三好達治 身内だけの芸術サロンってことか……!
梶井基次郎 朔さんに必要なのは、気晴らしと詩につながるかもしれない「材料」だ
そういう意味ではいい考えだとは思わないかい?

室生犀星 ああ、すごくいい考えだ! 朔は放っておくと、飯も食べなくなるしな
三好達治 うんうん、せっかくだから、料理もひと味違うものにしたいッスね!
梶井基次郎 わかったよ。達治がそうしたいなら、僕が一肌脱ごうじゃないか
料理の心得は少しはあるつもりだよ

三好達治 おお、頼りになるな、梶!

三好達治 あっ、料理は俺と梶で作るッス!
当日犀星さんは、何食わぬ顔で朔先生を引っ張り出して来てほしいッス!

室生犀星 はは、わかったよ。もてなしは君たちに任せる


要做什麼呢? 堀辰雄&三好達治&梶井基次郎

堀辰雄 へえ、「おもてなし会」ですか……その相談を僕に?
三好達治 そ。朔先生をもてなすアイデアを出してくれるんじゃないかって
梶井基次郎 君は「おもてなし」の達人だからね。君のお友達は、いつも君のことを褒めてるよ
だからこそ、堀くんに聞いてみよう! ってなったんだ

堀辰雄 朔太郎さんをもてなしたい、ですか……やっぱり好物、喜ぶものを食べてほしいですよね
三好達治 そッスね。それに朔先生はゴハンをすぐポロポロこぼしてしまうから……味噌汁を飲むのも危なっかしいし
堀辰雄 そういうことなら、ご飯よりもパンの方が、食べいやすいんじゃないでしょうか
三好達治 そう言われてみれば、パンにバターをたっぷりつけて食べるのが好きだって言ってたような……
堀辰雄 はい。お料理も洋食、それもひとつのお皿で済むものがいいと思います
三好達治 たしかに! 朔先生、何気にグルメで、そういう西洋料理が好きだった!
梶井基次郎 やっぱり気遣い上手でもてなし上手な堀くんのアドバイスは一味違うね
堀辰雄 ふふ、喜んでもらえるといいですね

三好達治 うーん。ひとつのお皿で食べられる、西洋料理かあ……
梶井基次郎 達治、図書館でレシピ本を借りてきたよ!
三好達治 梶、ありがとう! どれどれ……
梶井基次郎 ほら、このレシピなんかどうだい?
三好達治 グラタン……美味しそう! 探していたものにピッタリだ
梶井基次郎 ミートソースを使うもの、簡単そうだし、ちょうどいいんじゃないかな
三好達治 必要なものは、トマトにひき肉、マカロニ、玉ねぎ、チーズか
これくらいなら、朔先生も食べられるな

梶井基次郎 決まりだね。じゃあ、グラタンを作ろう!


梶流烹飪 室生犀星&萩原朔太郎&三好達治&梶井基次郎

梶井基次郎 さて、ついにサロンの日だね。さっそくグラタンを作っていくよ
三好達治 梶先生、よろしくお願いするッス!
梶井基次郎 ははっ、達治はノリが良いね。気分が上がるよ
じゃあ、まずはこれを

三好達治 トマトの缶詰……?
梶井基次郎 檀くんに教えてもらったんだけどね。これを使うと便利なんだって。これと調味料を混ぜるんだ
三好達治 そうか……なんか拍子抜けだな
梶井基次郎 ははん、君が今、何を考えているかわかるよ、達治
だけど、そういう「「こだわり」はダメだ
とっておきの日にとっておきのものを作りたいという気持ちは理解できるけどね

三好達治 やっぱり、俺にはまだ早いってことか……?
梶井基次郎 そうじゃないさ。このミートソースを本格的に作るなら二時間はかかる
でも、それじゃ間に合わないだろう?
こういう場では、ささっと大量に作れるものがいいんだ
なにせ、僕ら詩人は詩作や鑑賞に忙しいものだからね

三好達治 わかった! じゃ、さっさと進めていこう

三好達治 ミートソース、ホワイトソース、塩、胡椒、オリーブオイルを適量……
梶、適量って何!?

梶井基次郎 適量は適量としか言いようがないな……僕がかけるよ
三好達治 さすが、目分量も的確……
梶井基次郎 なに、適当だよ。味が物足りなかったらチーズでも、タバスコでもかければいいさ
三好達治 これでよし……と。意外と簡単にできたッスね
さて、お皿に混ぜた材料を詰めたところで……香り付けのハーブを振る! これで準備は完了

梶井基次郎 オーブンは既に温めておいたよ。さあ、焼くんだ!
三好達治 よーし、あとは焼き上がるのを待つだけだな!
梶井基次郎 少し休憩して、朔さんたちを迎える準備をしよう!

梶井基次郎 そろそろ焼き上がる、いい頃合いだよ
三好達治 了解、じゃあ、使った料理道具を片付けて……
って、ああ! もう皿洗いが終わってる……

梶井基次郎 達治が右に左に忙しくしている間に、ちゃちゃっと片付けておいたよ
三好達治 はあ。要領がいいの、こういうところでお得なんだよな……
梶井基次郎 どうしたんだい?
三好達治 いいや、さすが梶だなって思っただけ
室生犀星 来たぞー、梶井くん、三好!
萩原朔太郎 お邪魔します……
梶井基次郎 おふたりとも、いらっしゃい
三好達治 あーっ、ちょっと待ってくださいッス!
今、お料理を持って来るッスから!

梶井基次郎 オーブンから取り出す時は気をつけてね!
三好達治 あっつ!
梶井基次郎 遅かったか


圍著桌子 室生犀星&萩原朔太郎&三好達治&梶井基次郎

三好達治 これは朔先生の皿、こっちは梶と犀星さんの皿ッス!
室生犀星 うまそうだ。腹が鳴るよ
三好達治 じゃあ揃ったところで、いただきます!
全員 いただきます……!
萩原朔太郎 三好くんの……とうがらしがたくさんかかってる……?
三好達治 これはタバスコッスよ!
辛さと風味がこだまする辛旨グラタン……ッス!

室生犀星 そっちは檸檬……?
梶井基次郎 麗しき檸檬の風味、当然かけるに決まってるよね!
室生犀星 その隣の小さな鉢にあるのはなんだ?
三好達治 チーズを粉にしたものッス。お好みでどうぞ
萩原朔太郎 じゃ、いただくね……
ハフハフ……あつっ

三好達治 気をつけてください、熱々ッスから!
萩原朔太郎 ……おいしい! とってもおいしいよ
三好達治 良かった……
室生犀星 なあ三好。そっちのそれ、ちょっと分けてよ
三好達治 えっ? これを……辛いッスよ?
室生犀星 だからさ。辛いのは得意じゃないから、一口だけ食べてみたいのさ
三好はいつも辛いのを食べてるから、ちょっと興味が出てきたんだよな

室生犀星 辛い!
ははっ、俺にはまだ早かったみたいだ

萩原朔太郎 あはは、犀ったら
室生犀星 朔も一口もらってみたらどうだ?
萩原朔太郎 うーん、じゃあ……
水……お水ちょうだい……

梶井基次郎 ははっ! こっちもまだ早かったようだね


詩人們的聚會 室生犀星&萩原朔太郎&三好達治&梶井基次郎

萩原朔太郎 はあ、お腹いっぱい
室生犀星 うまくて、沢山食べてしまったな……
梶井基次郎 いいや、まだ満足するのは早いよ!
ロマンティックなデザートがあるのさ。レモンのケーキだよ

三好達治 いつの間に準備してたんだ!
梶井基次郎 ふふ、達治が忙しくレシピを読み込んでいた頃にさ。さあ、召し上がれ
萩原朔太郎 わわ、キラキラしていて、ふわふわしてる……
三好達治 さっぱりとして、美味しい……
室生犀星 ふふ、すっぱ甘いな。たくさん食べてお腹いっぱいなはずなのに、ぱくっと食べれてしまう
梶井基次郎 いっかの檸檬を買い来て、
そをもてあそぶ男あり
電車の中にはマントの上に、
道行く時は手拭(タオル)の間に、
そを見 そを嗅げば、
嬉しさ心に允つ、

三好達治 梶の檸檬の詩だ
室生犀星 檸檬の酸っぱさを味わいながら聞くと、鮮やかな言葉の響きを感じるな……
萩原朔太郎 梶井くんが檸檬に魅力を感じていることが、伝わってくるね
梶井基次郎 さあ、次は達治の番だよ。何か詩を朗読するんだ
三好達治 えっ、今ッスか?
梶井基次郎 この会の趣旨を忘れたのかい、これはサロンなんだよ?
室生犀星 いいね。三好、ここはひとつ詩をお願いしてもいいかな
三好達治 わかったッス。じゃあ、これを……
走つてゆく三輪車の、薔薇の四鉢五鉢――。
人浪をかき分けて、移動する小さな花園。
僕といっしよに止まりませう、
踏切が堰められました、貨物列車が通ります。

萩原朔太郎 ふふ……短いヘンテコな詩だけど、身近な町並みの情景が眼に浮かんでくるよ
三好達治 ありがとうございます、朔先生!
梶井基次郎 ロマンティックな詩だ。今みたいな楽しい気分の時に聞くと、さらに楽しくなっちゃうね
萩原朔太郎 犀の詩も聞きたいな……
室生犀星 うーん、何を唄おうかな。じゃあ……


播撒詩歌的種子 室生犀星&萩原朔太郎&三好達治&梶井基次郎

室生犀星 酒場にゆけば月が出る
犬のやうに悲しげに吼えてのむ
酒場にゆけば月が出る
酒にただれて魂もころげ出す

萩原朔太郎 あ……
室生犀星 えーとな。朔、この詩は……
梶井基次郎 はは、まるで今の朔さんのことみたいだね!
三好達治 梶、ちょっと!
萩原朔太郎 ……詩作が行き詰まってるから
三好達治 朔先生?
萩原朔太郎 今日は自分のために誘ってくれたんだよね。ありがとう……
梶井基次郎 そのとおり! でも、その甲斐はあったみたいだね
室生犀星 俺たち、朔のこと心配してたんだよ。気晴らしになったみたいだな
萩原朔太郎 うん……いま、わかったよ。心配かけてごめん……
三好達治 朔先生……よかったッス……うう
萩原朔太郎 三好くんもありがとう。さっきの料理も、詩も、とってもよかった
久しぶりに三好くんの詩集を読もうかな……って思ったよ

三好達治 朔先生、詩を作るのは難しいッス。すぐに行き詰まってしまうものッス
だから筆が止まった時には気晴らしをして、新たな詩の種を蒔くのはどうッスか……今みたいに
これからも、もし朔先生がそうしたいと思うなら、俺に言ってほしいッス!

萩原朔太郎 うん……
梶井基次郎 ほらほら達治、何もそこまで深刻にならなくてもいいじゃないか
これは食卓を囲みながら、気軽に芸術の話をできる会なんだから

室生犀星 ああ。提案だけどさ、今度はもう少し人を誘ってやるのはどうだ?
萩原朔太郎 うん。知らない人がいるところは嫌だけど、これなら……
三好達治 朔先生がそう言うなら、また俺たちで開催するしかないッスね!
室生犀星 やる気満々だな! 俺にも手伝える事があったら言ってくれよな
萩原朔太郎 その時には、新しい作品を三好くんたちに見せられるといいな……


  • 活動「梶井基次郎作品淨化 前篇」「梶井基次郎ノ作品ヲ浄化セヨ 前編」回想
爆炸 草野心平&井伏鱒二&梶井基次郎

【待補充】


檸檬 草野心平&萩原朔太郎&梶井基次郎

【待補充】


清涼剤 梶井基次郎

【待補充】


名為「檸檬」的武器 草野心平&井伏鱒二&梶井基次郎

【待補充】


  • 活動「梶井基次郎作品淨化 後篇」「梶井基次郎ノ作品ヲ浄化セヨ 後編」回想
達治和梶 三好達治&室生犀星&梶井基次郎

【待補充】


淨化完成

【待補充】


淨化結束

【待補充】


  • 活動「新感覺審美會」「新感覚審美会回想
美好的相遇 直木三十五&橫光利一&梶井基次郎

【待補充】


空間是有限的 直木三十五&橫光利一&梶井基次郎

【待補充】


新感覺之後 直木三十五&橫光利一&梶井基次郎

【待補充】


參加活動

  • 活動
主要登場活動 回想入手方法 備註

征伐作戦 特別有碍書「桜の森の満開の下」ヲ浄化セヨ
復刻征伐作戦 特別有碍書「桜の森の満開の下」ヲ浄化セヨ

報酬、潛書 衣裝
赤和青的鍊金術研究 六年級アカとアオの錬金学修 六年生 累計報酬 衣裝
梶流烹飪~款待料理篇~梶流クッキング 〜おもてなし料理編〜 累計報酬
梶井基次郎ノ作品ヲ浄化セヨ 前編 累計報酬 衣裝
調查任務 櫻花盛開的樹下 前篇調査任務 桜の満開の木の下で 前編 累計報酬 衣裝
  • 招魂研究、有魂書研究
活動 備註
有魂書研究 夢野久作相關研究有魂書研究 夢野久作に関する研究 特殊台詞
  • 召裝
活動 備註
冰上的光輝氷上ノ煌メキ 裝像
夏日記憶一夏ノ心覚 衣裝
眉開眼笑笑ミノ眉開ク 衣裝
新春來福 裝像
櫻花酒杯桜花ノ杯 衣裝
人魚ノ小夜曲 裝像
傘下的七變化傘下ノ七変化 指環
期間限定研究『情人節特別指令』『バレンタイン 特別指令』(2021) 衣裝 糕點廚師風★★パティシエ風
終將屬於他們的自由遂ニ自由ハ彼ラノ物ダ 裝像
梶流烹飪~款待料理篇~梶流クッキング 〜おもてなし料理編〜 衣裝
絢爛的裝扮 梶井、橫光絢爛タル装イ・梶井&横光 衣裝
新感覺審美會新感覚審美会 衣裝
2024年01月「月間特別研究通行證」「月間特別研究パス」特典 裝像 ★3「初門出ノ一幕」
梶井基次郎誕生日記念召装 衣裝
  • 過去的復刻情況
活動 時間
有魂書轉生活動有魂書転生キャンペーン 2018/06/14 ~ 2018/06/27
新年有魂書活動お正月有魂書キャンペーン 2019/01/01 ~ 2019/01/10
有魂書活動有魂書キャンペーン 2019/06/14 ~ 2019/06/28
有魂書活動有魂書キャンペーン 2019/10/31 ~ 2019/11/15
動畫化紀念有魂書活動アニメ化記念有魂書キャンペーン 2019/12/25 ~ 2020/01/15
APP3周年紀念有魂書活動アプリ3周年記念有魂書キャンペーン 2020/06/14 ~ 2020/06/26
EVENT限定有魂書活動イベント限定有魂書キャンペーン 2020/10/28 ~ 2020/11/13
情人節有魂書活動バレンタイン有魂書キャンペーン 2021/02/10 ~ 2021/02/17


文豪相關

梶井基次郎略年譜

年份 時間 事件
1901年

(明治三十四年)

2月17日 梶井基次郎出生於大阪府大阪市西區土佐堀路5號街34號(現位於土佐堀3號街3號),是梶井家的次子。其父名叫梶井宗太郎,供職於安田運輸處,母親名叫日紗。其他的家庭成員有姐姐富士、兄長謙一、祖母素江(宗太郎之母)、外祖父秀吉(日紗之養父)。
9月28日 基次郎同父異母之弟順三出生,但順三並沒有入籍梶井氏,而是入籍於其生母磯村福的娘家綱干氏。
1904年

(明治三十七年)

安田運輸所因日俄戰爭的特需而走俏市場,日益繁榮。宗太郎也因接待工作繁忙而愈發沉溺於酒色。
1905年

(明治三十八年)

10月10日 一家人移居至大阪市西區江戶堀南路4號街29號(現位於江戶堀2號街8號)。
1906年

(明治三十九年)

1月17日 其弟梶井芳雄出生。
1907年

(明治四十年)

基次郎逐漸對母親唱的和歌、日本古典文學和風琴演奏等產生興趣。
父親宗太郎的放蕩生活使母親苦不堪言。
4月1日 基次郎入學大阪市西區江戶堀尋常小學(現為大阪市立花乃井中學),就讀於一年級二班。之前從事女保育員工作的母親日紗辭去了東江幼兒園的工作,專心於家務。
1908年

(明治四十一年)

1月 患急性腎炎而命懸一線。
1月21日 其弟梶井勇出生。
4月1日 升入小學二年級。
1909年

(明治四十二年)

4月1日 升入小學三年級。
12月上旬 因其父親的工作調往東京,除外祖父秀吉外,一家人移居至東京市芝區二本榎西街3號(現位於港區高輪2號街6號)。
1910年

(明治四十三年)

1月上旬 基次郎轉入位於芝白金(現位於港區白金台)的私立頌榮尋常小學三年級。兄長謙一轉入該校五年級,姐姐富士轉入飯田家政女子學校附屬高等小學。其父親還將磯村福和順三接到東京養在別處,基次郎的家境日益窘迫。祖母罹患老年)性肺結核。
4月1日 基次郎升入小學四年級。
9月30日 其末弟梶井良吉出生。
1911年

(明治四十四年)

這一年,住在東京的磯村福因腎病去世,因此綱干順三與其養祖母菊與基次郎一家共同生活,並且入學鳥羽尋常高等小學四年級。
4月1日 基次郎升入小學五年級。
5月中旬 因供職於鳥羽造船廠的父親工作調動,一家人移居至三重縣誌摩郡鳥羽街1726號(現位於鳥羽市鳥羽3號街7號地11號)。
5月22日 基次郎轉入鳥羽尋常高等小學五年級,姐姐富士轉入該校高等科二年級,兄長謙一就讀於三重縣立第四中學(現為三重縣立宇治山田高等學校),住宿於宇治山田市(現為伊勢市)。
1912年

(明治四十五、大正元年)

3月 基次郎以滿勤且全科皆甲的優異成績結束小學五年級學業。
4月 升入小學六年級,還被推選為年級長。姐姐富士升入位於三重縣鈴鹿郡龜山街(現為龜山市)的三重女子師範學校,並住宿於此。
1913年

(大正二年)

2月1日 其外祖父秀吉在大阪天王寺的庚申堂去世,享年69歲。
3月26日 基次郎以全科皆甲的成績從鳥羽尋常高等小學畢業。
4月1日 入學於三重縣立第四中學他在之前兄長的住宿地宇治山田市一志街(現屬津市)與精於茶道的杉木普齋一同居住,還在學校學習樂譜的閱讀方法。
6月5日 其祖母因肺結核去世,享年64歲。
9月 鳥羽與宇治山田之間開通了鐵路,兄弟二人便回家居住,乘坐火車上下學。
10月 基次郎在第四中學的短文比賽中以《秋之曙》一文獲三等獎,並刊登在校友會雜誌《校友》上。
10月20日 供職於大阪安田鐵工所的父親工作調動,一家人移居至大阪市北區本庄西權現街1191號(現位於北區鶴野街1號),因此兄弟二人又一起回到宇治山田市住宿。
1914年

(大正三年)

這一年,基次郎與池田艷相遇,她是父親生意上的一位朋友的弟弟池田竹三郎之獨生女。
2月4日 一家人移居至大阪市西區靭南路2號街35號(現位於西區西本街1號巷8番21號)。
3月 結束中學一年級學習,與兄長一起回到家中。
4月10日-12日 兄弟兩人一同通過了位於北區北野芝田街(現位於芝田街2號巷)的大阪府立北野中學的轉學測試,並於17日轉入該校。
1915年

(大正四年)

3月23日 以第60名的成績(共130人)結束中學二年級的學習。
4月6日 升入中學3年級。
8月20日 弟弟梶井芳雄因脊椎結核去世,年僅9歲。
1916年

(大正五年)

這一年,基次郎父母將自家的屋子改裝為撞球館經營。
3月下旬 以第35名的成績(共127人)結束中學三年的學習,因同情在北浜的股票交易所做傭工的弟弟順三,其於3月25日提出了退學申請,並在股票交易所斜對面的針織品批發店做學徒。
4月 姐姐富士從三重縣女子師範學校畢業,成為了三重縣北牟婁郡長島街長島小學的一名教師。兄長進入大阪高等工業學校(現為大阪大學工學部)電氣專業學習。
6月 基次郎在位於西道頓堀的岩橋繁男商店做了一名住宿傭工。
1917年

(大正六年)

2月 辭去傭工的工作回到家中。
4月6日 復學,進入北野中學4年級學習,結識了同年級學生宇賀康、畠田敏夫和中出醜三,並且其對棒球俱樂部成員、同年級的桐原真二和學弟安司泰藏產生了同性間的思慕之情。
8月24日 姐姐富士與宮田汎(三野瀨村三浦小學的教師)結婚。兄長謙一因患結核性淋巴腺炎一年中多次手術。
1918年

(大正七年)

3月下旬 以第82名的成績(共135名學生)結束了中學4年級的學習。
4月6日 升入中學5年級。因結核病臥病在床,一學期有33日缺席。養病期間,他沉迷於從兄長處借來的森鷗外所著的《水沫集》與《即興詩人》。
6月 兄長寄居在兵庫縣武庫郡魚埼街野寄處的池田路鹿三郎家中,與池田艷的堂兄弟進行交流與溝通。兄長開始閱讀從同學處借來的夏目漱石全集。
1919年

(大正八年)

這一年,他開始閱讀谷崎潤一郎的作品。
3月11日 基次郎以第51名的成績(共115人)從大阪府立北野中學畢業。
3月下旬 他沒有通過之前兄長所畢業的大阪高等工業學校的考試。基次郎當時對於池田艷(就讀於大阪信愛高等學校四年級)的思念之情高漲,但苦於是一廂情願而打消了此念頭。
4月上旬 為準備第三高等學校(現為京都大學綜合人文學部)的考試努力學習。兄長就職於住友電線製造所(現為住友電氣工業)。
7月24日 基次郎通過了第三高等學校理科甲類考試。
7月下旬至8月 與兄長一起登富士山並在箱根的底倉溫泉處住了一晚。
9月 住宿於京都府上京區二條川東大文字街160號(現位於左京區二條川端東入上)的中村金七方。入學時編入理科甲類一年級一班。
10月2日 住宿於宿舍北區第五室,在該室中結識了文科的中谷孝雄、飯島正以及飯島正的友人淺野晃。
11月 基次郎開始逃課並常在銀閣寺一帶閒逛。
1920年

(大正九年)

1月15日 因感冒發高熱在家中休養。
2月上旬 回到宿舍,與飯島正和淺野晃的友人小山田嘉一相識。
3月 池田艷從大阪信愛高等學校畢業。
4月上旬 弟弟梶井勇從靭尋常小學畢業,入學大阪市立實業學校(現為大阪市立淀商業高等學校)機械科。
4月13日 基次郎搬出宿舍至上京區淨土寺小山街小山(現位於左京區淨土寺小山街)的赤井方住宿。常在新京極和寺街散步。開始閱讀志賀直哉作品。
5月上旬 基次郎被診斷出胸膜炎在家休養,因高熱和咯痰不斷提出了四個月的休學申請。
8月初至9月中旬 基次郎轉入姐姐姐夫所住的三重縣北牟婁郡津村字上里(現位於紀北町)療養治療,醫生診斷其為肺尖黏膜炎需要長期休學。
10月中旬 基次郎與父親一起在淡路島和西宮的海岸等地尋找療養地,但父子倆意見不和,基次郎提出希望復學。
11月3日 他回到京都,先是住宿在矢野繋上京區岡崎西福川街(現位於左京區岡崎),之後住在宿舍。復學時編排在理科甲類一年級二班。從此時開始記日記,開始閱讀西田幾多郎的哲學書籍。
1921年

(大正十年)

3月中旬 因學制改革基次郎一年級的學習結束。他以97名的成績(共127人)通過考試,並於3月22日的春假赴紀州湯崎溫泉(現為白濱溫泉)進行溫泉療養旅行。結識了因結核休學療養的京都帝國大學(現為東京大學)醫學部學生近藤直人。
4月9日 回到了大阪的家中。
4月中旬 基次郎升入理甲二年級一班,微熱還在持續中,這時他住在家中乘坐火車上下學,結識了辯論部的大宅壯一。在上學期間,基次郎被同志社女子專門學校(現為同志社大學)英文專業的一位女學生拋棄,他將這一段經歷寫成了一篇短篇小說《虛幻的處女座》。
6月 基次郎住宿於京都市上京區吉田中大路街(現位於左京區)。
7月27日 正處於暑假,基次郎與矢野繋坐船赴伊豆大島進行了一周的旅行。
9月 結識了中谷孝雄的戲劇研究會成員津守萬夫。
9月下旬 父親突然從安田鐵工所離職,家裡用離職金增添了兩間撞球館。
10月16日 基次郎在祉園的煙花巷中夙夜不返。
11月 他住宿於上京區北白川西街(現位於左京區)的澤田三五郎方。
1922年

(大正十一年)

這一年,他開始閱讀佐藤春夫、島崎藤村、陀思妥耶夫斯基和托爾斯泰的作品。
3月 基次郎與中古孝雄一起赴和歌山旅行。
3月16日 他參加了補考並以第102名(共126人)的成績獲得特別通過。
4月12日 升入理甲三年級三班。
4月 其弟梶井勇就職於日德電動自行車商會。
5月 受中谷孝雄的勸說加入戲劇研究會,結識了同樣被勸入社的外村茂和北神正。此時,池田艷結婚了。
7月 基次郎乘船去琵琶骨旅行。
8月 他去和歌山拜訪了近藤直人,在從新和歌浦的山崖上跳水時不慎傷了鼻子。
9月到10月 基次郎微熱不斷,生活也放蕩不堪,經常酩酊大醉而狼狽備至。拖欠宿費,飲食也不得已斷絕,常寄居在友人家中。
10月至11月 經中谷孝雄的戀人平林英子的介紹,基次郎赴岡崎幫忙準備「新村運動」公共集會,也面見了武者小路實篤。
12月 基次郎反省之前的放蕩生活,歸家謹慎生活。其兄長謙一與高田晶江結婚,在大阪市西區西島北巷住宅(現位於此花區西島街北巷住宅163號地1號)處建立了家庭。
1923年

(大正十二年)

1月至3月 基次郎在家過著謹慎的生活。
3月 因沒有考期末考而留級。
4月10日 他又回到北白川的宿地,再次就讀於三年級三班。在校內,他被別人稱為「三高之主」「古狸」等,一時名聲大噪。
5月 他宿於上京區寺街荒神口下松陰街的梶川方。他以「保羅·塞尚(Paul Cézanne)」為筆名在戲劇研究會雜誌《真素木》上發表了《奎吉》一文。
7月 他在三高校友會雜誌《獄水會雜誌》上發表了《類似矛盾的真實》一文。與丸山薰、武田麟太郎相識。
8月2日 在大阪接受了軍隊的召集檢閱。之後與父親一起赴別府溫泉旅行。
9月 基次郎在戲劇研究會組織了「多青座」。出演了愛爾蘭劇作家辛格的著名作品《補鍋匠的婚禮》,但由於校長森外三郎的通知而中止了演出。
1924年

(大正十三年)

1月 基次郎宿於上京區岡崎西福川街的大西武二方。
2月中旬 在畢業考試結束後,基次郎佯裝重病乘坐人力車多次赴教授家中拜訪請求予以畢業。
3月中旬 他以108名的成績(共117名學生)獲得特別通過,順利從第三高等學校理科甲類畢業,隨即進京赴東京帝國大學辦理文學部英文專業的入學手續。
4月 基次郎宿於東京市本鄉區本鄉三號巷18號(現位於文京區本鄉2號街39番13號)的蓋平館分店。
5月初 出版同人雜誌的具體事宜逐漸提上日程,基次郎與中谷孝雄、外村茂、小林馨、忽那吉之助、稻森宗太郎等人一起召開了第一次同人會。
8月 他留在姐姐姐夫所在的三重縣飯南郡松阪街殿街1360號(現位於松阪市殿街)調養身體。
家人關閉了所經營的撞球館,移居至大阪府東城郡天王寺村大字阿倍野99號(現位於阿倍野區王子街2號巷14番12號)。母親在此經營了一家日用品商店。
10月上旬 基次郎將同人雜誌的名稱定為《青空》,還將平時寫成的《瀨山的話》的一部分獨立出來整理成短篇小說《檸檬》。
1925年

(大正十四年)

1月 同人雜誌《青空》創刊號發行,登載了《檸檬》一文。
2月20日 《在有古城的町》發表於《青空》第2期。
3月 基次郎只參加了5個科目的期末考試。
4月 戲劇研究會的後輩淀野隆三和淺沼喜實也參加了同人會。通過淀野隆三,基次郎結識了三好達治。通過小山田嘉一,他與北川東彥再次會面。
7月 家人將經營的日用品商店一分為二,一半給予弟弟梶井勇經營收音機生意。
7月1日 基次郎在《青空》第6期上發表《泥濘》。
8月 基次郎將患有神經痛的父親送去松山的道後溫泉療養。
8月17日 他再次接受軍隊的召集檢閱。
9月中旬 基次郎與近藤直人一起遊覽了比睿山和琵琶湖,在途中閱讀了松尾芭蕉的《奧州小道》。
10月15日 他在《青空》第8期上發表《路上》。
11月5日 發表《七葉樹花——一封私信》。
12月 在大津的公會堂舉辦了《青空》文藝講演會。朗讀了尚未發表的文章《過去》。
1926年

(大正十五、昭和元年)

1月1日 《過去》發表在《青空》第11期上。
2月 在《青空》第12期上發表《雜記、演講會及其他》.
3月 擔任《青空》第13期主編。
4月 《雪後》《青空同人印象記(有關忽那、有關飯島)》等文章發表在6月份的《青空》第16期上。三好達治也從第16期開始成為《青空》同人的一員。
7月1日 《以川端康成第四短篇集〈心中〉為主題的變奏曲》發表於第17期《青空》.
8月1日 《心中的風景》發表於《青空》第18期。在盛夏時節,基次郎忙於編纂和廣告招攬工作,在麻布被醫生診斷為「右肺尖有水泡音,左右肺尖均有病灶」。
8月17日 他再一次接受了軍隊的召集檢閱,還受邀為《新潮》雜誌執筆10月份的新人特輯。
9月14日 因未能如約交稿特意赴新潮社致歉。
10月1日 《K的升天——抑或K的溺亡》發表於《青空》第20期.
11月 咯血越發嚴重的基次郎決定於12月赴伊豆療養身體。他在湯本館逗留期間,川端康成推薦了湯川屋供他休養。
11月1日 《〈新潮〉十月新人特輯小說評論》發表於《青空》第21期。
1927年

(昭和二年)

1月1日起 基次郎長期逗留在湯川屋,常與川端康成進行交流,還幫忙校對《伊豆的舞女》。
2月1日 《冬日(前篇)》發表於《青空》第24期.
4月 《冬日(後篇)》發表於《青空》第26期。
6月1日 由於退會者不斷,以及經營困難,《青空》雜誌在刊發了第28期後正式廢刊。
10月5日 由於肺結核,京都帝國大學醫學部附屬醫院的醫生要求基次郎必須靜養直到次年春天。
12月 《〈亞〉的回想》發表於詩歌雜誌《亞》的末刊號上。
1928年

(昭和三年)

3月 《蒼穹》發表於《文藝都市》第2期。
3月31日 因為未繳納學費而被東京帝國大學文學部英文專業開除學籍。
4月 他在《近代風景》上發表《竹筒與水的故事》一文。
5月 前往東京,在該雜誌上發表《器樂的幻覺》,在《創作月刊》的創刊號上發表《冬蠅》。
7月 《山崖上的情感》《同人印象記——有關淺見淵君》發表在《文藝都市》上。
7月23日 因生活困窘而寄居在中谷孝雄的家中。
8月 在《文藝都市》上發表《〈戰旗〉、〈文藝戰線〉七月刊創作評論》一文。
8月中旬 基次郎的病情逐漸惡化,衰弱加劇。
9月3日 基次郎回到位於大阪市住吉區阿倍野街99號地的家中。
12月1日 他在三高校友會雜誌《獄水會雜誌》第100期紀念刊上發表《有關〈青空〉等》一文。
12月5日 他在詩歌季刊雜誌《詩和詩論》上發表《在櫻花樹下》,《器樂的幻覺》也在該雜誌上再次發表。
1929年

(昭和四年)

基次郎開始閱讀馬克思《資本論》和德國小說家雷馬克的《西線無戰事》。
1月4日 父親井宗太郎死亡。
10月下旬至11月上旬 與來到京都的宇野千代會面。
11月23日 出現了呼吸困難的情況。
12月 在11月刊《文學》雜誌上發表《詩集〈戰爭〉》。
12月2日 基次郎在神戶與宇野千代會面。
1930年

(昭和五年)

1月 基次郎在病床上閱讀高爾基所著的《阿爾塔莫諾夫家的事業》、德國經濟學家希法亭所著的《金融資本論》以及安田善次郎的傳記。
3月份 因照看住院的母親,基次郎又出現了發熱和呼吸困難的狀況。
4月下旬 由於梶井基次郎的弟弟結婚,因此梶井基次郎搬去跟哥哥梶井謙一(位於兵庫縣)一起生活。
6月16日 在與北川冬彥和三好達治等人共同創辦的同人誌《詩·現實》的創刊號上發表《愛撫》一文。
7月至8月 基次郎發熱不斷因而回到了大阪的家中,醫生診斷其為胃炎。
9月22日 在《詩·現實》第2冊上發表《黑暗之畫卷》一文。
12月20日 《冬日》在《詩·現實》第3冊上再度發表。
1931年

(昭和六年)

1月 基次郎在小野松二主辦的雜誌《作品》上發表《交配》一文。
2月 因之前罹患流感身體虛弱不堪。
3月28日 《冬蠅》在《詩·現實》第4冊上再度發表。
5月15日 發行本人最初的創作集《檸檬》。
9月 在《作品》上發表《「親近」與「拒絕」》。
12月9日 之前所撰寫的《悠閒的患者》一文修改完成。
12月中旬 基次郎身體日漸虛弱,執筆困難,臥床不起。開始閱讀森鷗外的史傳和歷史文學作品。
1931年

(昭和七年)

1月 《悠閒的患者》發表於《中央公論》新年刊。
1月至3月 基次郎病情日漸惡化,呼吸困難,談話困難,神態也日漸沉疴。
3月24日 基次郎於凌晨兩點逝世,年僅31歲。


評價

川端康成:梶井是位藝術家,他的程度我是連邊都沾不上。

井伏鱒二:當梶井君的作品發表於《作品》雜誌時,我真是對這本猶如神一般的小說感到相當驚訝。

橫光利一:能將寂靜的事物描寫到如此極致的境界,我想日本已經沒有這種作家了,我想閱讀梶井氏的作品的讀者會逐年增加的。[24] 梶井的文學是日本文學與世界文學間為數不多的橋梁之一。[25]

織田作之助:梶井基次郎的抒情之中,找不到如同掏耳朵般那樣的女性感傷。

三島由紀夫:我認為在梶井基次郎的作品中《在有城樓的城鎮城のある町にて》是一等一的作品,但是像《蒼穹》這部作品卻也是讓人難以割捨的小品,不過這部作品不能稱為小說,叫散文較為恰當,建議閱讀時抱著這樣的想法會比較好。


作品一覽

  • 小說
名稱 發表刊物
檸檬 青空 1925年1月創刊号・通巻1号
在有城樓的城鎮城のある町にて 青空 1925年2月・通巻2号
泥濘 青空 1925年7月・通巻5号
路上 青空 1925年10月・通巻8号
七葉樹花橡の花 青空 1925年11月・通巻9号
懷舊過古 青空 1926年1月・通巻11号
雪後 青空 1926年6月・通巻16号
心中的某片風景ある心の風景 青空 1926年8月・通巻18号
K之升天Kの昇天 青空 1926年10月・通巻20号
冬日冬の日 青空 1927年2月・通巻24号-4月・通巻26号。詩・現実 1930年12月号・第3冊に再掲載
蒼穹 文藝都市 1928年3月・通巻2号
筧管的故事筧の話 近代風景 1928年4月号
器楽的幻覚 近代風景 1928年5月号。詩と詩論 1928年12月号・第2冊に再掲載
冬天裡的蒼蠅冬の蠅 創刊月刊 1928年5月号。詩・現実 1931年3月号・第4冊に再掲載
懸崖上的感受ある崖上の感情 文藝都市 1928年7月号
櫻花樹下櫻の樹の下には 詩と詩論 1928年12月号・第2冊
愛撫 詩・現実 1930年6月創刊号・第1冊
暗夜繪卷闇の絵巻 詩・現実 1930年9月号・第2冊
交尾 作品 1931年1月号
悠閒的患者のんきな患者 中央公論 1932年1月号
  • 習作、試作
名稱 時間
小さき良心 1922年6月
不幸 1922年6月
秘やかな楽しみ〈檸檬の歌〉 1922年6月
卑怯者 1923年1月
大蒜 1923年1月
彷徨 1923年1月
裸像を盗む男 1923年1月
1923年1月
烏鴉咖啡館カッフェー・ラーヴェン 1923年1月
母親 1923年1月
瀬山の話 1923年1月-1924年10月
奎吉 真素木 1923年5月号
矛盾般的真實矛盾の様な真実 嶽水会雑誌第84号 1923年7月号
瀬戸内海の夜 1923年7月
帰宅前後 1924年9月
太郎と街 1924年9月
夕凪橋の狸 1924年11月
貧しい生活より 1924年11月
犬を売る露店 1924年11月
雪の日 1925年2月
汽車その他 1925年2月
1925年1月
河岸 一幕 1923年6月
攀じ登る男 一幕 1924年1月
  • 遺稿、殘卷
名稱 時間
栗鼠は籠にはいつてゐる 1927年10月稿〈推定〉
闇の書 1927年12月稿〈推定〉
夕焼雲 1928年稿〈推定〉
奇妙な手品師 1928年5月稿
1929年2月以降の稿
琴を持つた乞食と舞踏人形 1930年稿
1930年8月稿
1930年稿
交尾 その三 1930年12月稿
1931年稿
籔熊亭 1931年稿
温泉 第1稿~第3稿 1930年稿、1931年12月稿、1932年1月稿
  • 批評、感想
名稱 登載刊物
雑記・講演会其他 青空 1926年2月号・通巻12号
編集後記 青空 1926年3月号・通巻13号
編集後記 青空 1926年4月号・通巻14号
青空同人印象記〈忽那に就て〉〈飯島に就て〉 青空 1926年6月号・通巻16号
川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴアリエイシヨン 青空 1926年7月号・通巻17号
編集後記 青空 1926年9月号・通巻19号
『新潮』十月新人号小説集 青空 1926年11月号・通巻21号
「青空語」に寄せて 青空 1927年1月号・通巻23号
編集後記 青空 1927年1月号・通巻23号
『亜』の回想 亜 1927年10月終刊号
浅見淵君に就いて 文藝都市 1928年7月号
『戦旗』『文藝戦線』七月号創作評 文藝都市 1928年8月号
「青空」のことなど 嶽水会雑誌百年記念特集号 1928年12月
詩集「戦争」 文學 1929年12月号
「親近」と「拒絶」 作品 1931年9月号



注釋與外部連結

  1. 來自於梶井常說的話。三好達治《梶井基次郎》中寫道「他(梶井基次郎)喜歡用「浪漫精神」這個詞。」
  2. neta自⌈桜の樹の下には⌋,未盡之言應該是指埋著屍體(原文:桜の樹の下には屍体が埋まっている! 下方的散策台詞也來源於此。)
  3. neta自《檸檬》:えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧おつけていた。另外,台詞中其它有關檸檬的話題都源於《檸檬》
  4. 出自平林英子所著《梶井さんの思ひ出
  5. neta自《檸檬》:丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。
  6. 出自三好達治所著《梶井基次郎》。內容提到有天晚上梶井說著要給三好看葡萄酒,然而那看似裝著七分滿葡萄酒的酒杯裡的液體其實是梶井咳出來的血
  7. neta自「闇の絵巻」:闇の風景はいつ見ても変わらない
  8. 2021/07/28 大更新後,原「有魂書」功能及台詞移至「有裝書」
  9. neta自⌈冬の日⌋:未来に今朝のような明るさを覚えたことが近頃の自分にあるだろうか。
  10. neta自⌈筧の話⌋:課せられているのは永遠の退屈だ。生の幻影は絶望と重なっている
  11. neta自⌈桜の樹の下には⌋
  12. neta自⌈闇の絵巻⌋:この闇のなかでは何も考えない。
  13. 梶井對生活用品很講究,喜歡購買西洋雜貨
  14. 織田作之助『わが文学修業』中提到,他真正開始學習小說是在二十六歲。在這之前他對小說所知甚少,只看陀思妥耶夫斯基、紀德和梶井基次郎寫的小說。另,梶井在大正8年以理科甲等的成績入學三高,織田在昭和6年以文科甲等的成績入學三高。
  15. 梶井在川端在熱海的家中寄宿時,川端家進過小偷。當時小偷闖進了川端夫婦的房間,還沒睡著的川端以為小偷鬧出來的動靜是梶井從床上掉下來的聲音(當時梶井住在二樓)就沒有理會。在那之後小偷和在被窩裡的川端進行了一番眼神交流,在川端凝視下的小偷說著「不行嗎?」後逃之夭夭。後來梶井和友人說起這件事,表示「這句話對小偷來說實在是意味深長」。
  16. 梶井基次郎的酒品非常差。喝醉後做出的事情包括但不限於:大喊著「摧毀監獄!」砸壞別人的招牌、往烤紅薯店和甘栗屋的鍋里丟牛肉被老闆追著跑、掀翻中華芥麥麵的攤位、往清滝「桝屋」的泉水裡丟棋盤後自己也跳進水裡追鯉魚,最終被禁止入店。據說他有過抱著金魚睡覺的經歷。
  17. 三高時期的梶井在寫給朋友的信件上署名「Strey sheep」(來自夏目漱石《三四郎》)、「梶井漱石」。另外,他還給自己署名過「梶井潤二郎」(取自谷崎潤一郎)。
  18. 在湯島逗留期間,梶井曾拜訪川端,並替他校閱了《伊豆的舞女伊豆の踊子
  19. 川端康成有著銳利的眼神,並且有長時間盯著別人看的習慣,被許多人受害者口口相傳。上面信件處注釋所說的小偷以外,據說他在一位新手女編輯來訪時一言不發的盯著她看了半個小時,直到對方害怕的哭出來後還在問「怎麼了?」。三島由紀夫評价川端「有著殺人犯的眼神」
  20. 此段回想出自三好達治的著作『梶井基次郎』,內容提到有天晚上梶井說著要給三好看葡萄酒,然而那看似裝著七分滿葡萄酒的酒杯裡的液體其實是梶井咳出來的血。
  21. 梶井因患病在箱根修養時,將川端康成送的蘋果仔細打磨了一晚上,讓蘋果變得富有光澤,然後將蘋果用繩子掛在了床頭。結果這個蘋果被一無所知的三好達治咬了一口,發現這件事後的梶井無言地給了三好一巴掌。
  22. neta自梶井基次郎《檸檬》和高村光太郎《智惠子抄》中的檸檬輓歌レモン哀歌
  23. neta自梶井基次郎《檸檬》
  24. 橫光利一「梶井氏の作品」(『梶井基次郎全集』內容見本 高桐書院、1948年2月)。別卷 2000, pp. 343に所收。新潮文庫 2003, pp. 345
  25. 橫光利一「梶井氏の作品」(『梶井基次郎全集』內容見本 高桐書院、1948年2月)

文豪とアルケミスト(文アル)攻略Wiki
梶井基次郎Wikipedia