パーフェクション
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何 もいらないと投 げ捨 て打 ち込 む日々 と添 う深淵( )く覗 く真実( )へと目 が眩 む深切地( )窺向真實( )而迷失自我永遠 が すべてが叶 うまで只管 に探 していた 唯 ひとつ縋 っている此処 まで辿 り着 いた?覚悟 はできている何 を失 ったって 奇跡 を求 めていた美 しい日々 と不完全 只 、儚 く何 もかも見 えないまま時 は過 ぎ去 っていく今 も 頭 を離 れない覚悟 はできていたはず何 を失 ったって 奇跡 を求 めていた冷 たいまま 眼 を閉 じていた 只 、儚 く何 を失 ったって奇跡 を求 めていた美 しい日々 と不完全 只 、儚 く戻 って いつの日 か
Illustration by しきみ |
歌曲名稱 |
パーフェクション Perfection 完美 |
於2022年1月21日投稿至niconico,再生數為 -- 同日投稿至YouTube,再生數為 -- |
演唱 |
初音ミク |
P主 |
柊マグネタイト |
鏈接 |
Nicovideo YouTube |
“ | 『何を失ったって奇跡を求めていた』
『即使失去了什麼也仍是追求着奇蹟』 |
” |
——投稿說明文 |
柊マグネタイト的第八作,為企劃言ノ葉Project的原創供曲。
歌曲
作詞·作編曲·混音 ·母帶處理·PV製作 |
柊マグネタイト |
吉他演奏 | C'Na、しだれ |
曲繪 | しきみ |
歌唱 | 初音ミク |
寬屏模式顯示視頻
歌詞
本段落中所使用的歌詞,其著作權屬於原著作權人,僅以介紹為目的引用。
パーフェクション
Perfection
說着一無所需而將之拋棄
緊隨沉醉其中的時日
在永遠 及一切都實現之前僅僅是
「完全 」それを望 んでいた
全心全意地期望着「完全」
不斷地追尋 隻身一人緊抓不放着
ああ、どれだけの月日 をかけて
啊啊,究竟因此耗費了多少光陰
才終於抵達了這裡呢?
一直都擁有着覺悟
即使失去了什麼 也仍是追求着奇蹟
絢麗的時日與不完全 僅為虛幻
「変 わらない」
「一成不變」
その為 に その為 に今 描 いた
為此 為此而在當下 將之描繪
「さあ、目覚 めて」
「來,甦醒過來吧」
仍是無法看見任何事物
時光就這樣漸漸流逝
現在也 無法忘卻
まだ「解( )」を追 った
仍然在追逐着「解( )」
本應該擁有了覺悟才是
即使失去了什麼 也仍是追求着奇蹟
仍是冷冰冰地將雙眼閉上了 僅為虛幻
「変 わらない」
「一成不變」
その為 に その為 に願 い 描 いたのに
明明為此 為此而將祈願 描繪出來
「ああ、何故 」
「啊啊,為何」
即使失去了什麼
也仍是追求着奇蹟
絢麗的時日與不完全 僅為虛幻
「変 わらない」
「一成不變」
その為 に その為 に今 描 いた
為此 為此而在當下 將之描繪
「さあ、目覚 めて」
「來,甦醒過來吧」
回來吧 終有一日
いつの日 かまた 目覚 めてくれ
終有一日請再次 甦醒過來吧
「待 ってて」
「我等着你」
背景故事
ESSENSE 5「パーフェクション」
ESSENSE 5「完美」
ある錬金術師が生涯追い求めた「完璧な物質」。
某位鍊金術師一生都在追求的「完美的物質」。
永劫に変わらない事だけをひたすら求め続けた男は、時の流れの中で全てを失ってしまう。最愛の娘すら奪われ、ついに禁忌と言われる秘術を求めて旅に出た先で、最後に得たものとは…?
只是全心全意地不斷求取着永恆不變之物的男人,在時光的流逝中失去了一切。就連他最愛的女兒也被奪去,為了求取被稱作禁忌的秘術而終於踏上旅程的前方,最後得到的東西究竟是……?
―これは、オークション会場でアウルが出会った少女エリーの、謎めいた過去を紐解く始まりの物語。
—這就是,解開Auru在拍賣會場遇見的少女Ellie,成謎般的過去真相的最初的故事。
その男は、自分には才能があると思っていた。
那個男人,始終認為自己擁有着才能。
土くれから黄金すら作り出すその力で、この世の全てに手が届くと疑いもしない。
用從土塊之中連黃金都製作出來的那種力量,毫無疑問可以伸手觸及到此世的一切。
『錬金術』
『鍊金術』
人を神の領域にまで到達させるその力、その眩さに目がくらんだ。
能讓人到達神明的領域的那種力量,令人目眩神迷。
男の身が燃え尽きるその寸前、自身が業火に引き寄せられた虫に過ぎないと気付いた時には、全てを失った後だったのだ。
在男人的身體即將全部燃燒殆盡,意識到自身不過只是被業火所誘引而來的飛蟲之時,已經是在他失去了一切之後了。
せめて「娘」だけは冷たい石になっても誰の手にも渡らぬように―。
至少只有「女兒」,即使變成冰冷的石頭,也絕不會交給任何人——。
美しく永遠に変わらない完全な「第五元素」。
美麗而永恆不變的完美的「第五元素」。
それを作り上げる事だけに男は人生を捧げて来た。
男人將他的人生都奉獻給了將它所創造出來的工作。
両親や友人との交流すら時間の無駄だと言い、己の理論を形づくる事にしか興味のない男は日々錬金術で石を生成する。
說着就連與雙親和朋友交流都是浪費時間,對除了構成自己的理論以外的事情毫無興趣的男人,每日都用鍊金術生成着石頭。
石は美しいがもろく大抵すぐにぱきりと割れてしまい、そうして「完全」になり損ねた石は部屋に積みあがっていく。
石頭美麗而脆弱,大多剛一製作出來立刻就啪地碎裂開來了,於是沒能成為「完美」的石頭就在房間內逐漸堆積了起來。
男は人々から嫌われ、ずっと一人きりだったが、それを気にする事は無かった。
男人被人們所厭惡,一直都是獨自一人,但他並不在意。
手伝いに雇った『彼女』ができそこないの石を見て綺麗だと微笑みかけてくれるまでは。
直到他雇來做幫手的『她』看到殘次品的石頭,一邊說着「好漂亮啊」一邊露出微笑為止。
誰もが嘲った「完全な物質を作りたい」という男の言葉を彼女は笑わなかった。
對於那無論是誰都嘲笑的男人「想要製作出完美的物質」的話語,她並沒有嘲笑。
彼女が一つ石をつまんで窓辺にかざすと、陽を受けてキラキラと壁に幾何学模様を作る。
她將一塊石頭捏在手上,在窗邊高舉過頭頂,在映着陽光閃閃發亮的牆壁上作出幾何圖案。
「あなたは失敗作というけど綺麗ですね」
「你雖說是失敗作,但很漂亮呢」
そう言ってほほ笑む彼女と過ごす内に、男は完全な物とは何なのかと考えるようになった。そしていつしか、たくさんの不完全な物を愛する彼女に恋をした。
與一邊如此說着一邊微笑着的她共同度過的時光中,男人開始思考所謂完美之物究竟是什麼。於是不知何時,他愛上了愛着許多不完美之物的她。
月日がたち男と彼女の間に子供が出来た。男はその事をとても喜んだが、彼女は娘と引き換えに命を失ってしまった。
時光荏苒,男人與她之間有了一個孩子。男人為此十分欣喜,但她卻作為生下女兒的代價失去了生命。
眠る彼女はうっすら微笑んでいるように見え、生を終えてなお美しかった。
沉眠的她像是還在隱約地微笑着一般,生命迎來終結也依然十分美麗。
男の望む「完全」とは程遠いのに。
明明與男人期望的所謂「完美」相去甚遠。
彼女の忘れ形見は彼女に似て美しかったが体が弱かった。
她遺留下的少女容貌與她相像般美麗,身體卻十分虛弱。
徐々に弱って行く娘の姿…それはあの日目を開けないままの彼女の姿を思い出させる。
逐漸變得虛弱的女兒的身姿……讓男人回憶起從那天起就沒有再睜開眼睛的她的樣子。
苦しみがよび戻される事に耐え切れなくなった男は、両親に娘を預け研究に没頭した。
沒辦法忍受痛苦重來的男人,將女兒寄託給了雙親,全心全意地投入了研究之中。
娘の病気を治す為、完全な体を手に入れる為だと自分に言い聞かせて。
他告訴自己這是為了治好女兒的疾病,是為了讓她得到完美的身體。
彼女がいなくなってから10年目のある朝、娘は冷たくなりそのまま目を覚まさなかった。
她離開男人第10年的某個早上,女兒的身體變得冰冷,沒有能夠甦醒過來。
半狂乱になった男は不老不死の器に娘の魂を留めておく方法を必死に探し続けたが、娘は日に日に無残な姿になる。
變得半狂亂的男人拼命地不斷探尋着將女兒的靈魂留在不老不死的容器中的方法,但女兒的身體還是日漸殘酷。
それは完全とは程遠く、美しかった娘の姿は枯れるように朽ちてしまう。
那與所謂完美已然相去甚遠,女兒美麗的身姿已如枯落般腐朽。
せめて綺麗な顔はそのままにしてやりたいと、男はすべての力を使い錬金術で頭部の時間をせき止めると咲き誇る花の中にそっと置いた。全身の時を止めるには、力が足りなかった。
想着至少想要讓這美麗的容顏永駐,男人盡全力使用鍊金術停滯了頭部的時間,輕輕地置放在了盛放的花朵之中。要想停滯全身的時間,以男人的力量並不足夠。
周りは娘を埋葬するように言ったが男は頑として聞き入れず、いつしか誰もが再び彼を疎み始めた。
周圍的人勸男人將女兒埋葬,但男人卻固執己見,拒不聽從。不知何時,人們又再次與他疏遠了。
とりつかれたように新旧の文献を漁るやつれた男のもとにその青年がやって来たのは、娘が亡くなってから一年ほど過ぎた頃。
女兒逝去後過了一年左右,一位青年來到了像是着了魔一樣四處尋覓着新舊文獻,面容枯槁般憔悴的男人身邊。
笑みの形の表情を浮かべた青年は上品な服に身を包み、手にした大きな革鞄を開けて男にこう言った。
臉上浮現微笑狀的表情的青年身上穿着典雅的服飾,他打開手中的大皮包對着男人如此說道。
「貴方が第五元素、死なない身体を求めている事は噂で聞き及んでいます。私も同じ道を志す者ですが、事情があり自身ではその願いを叶えられそうもありません。もし貴方が私の代わりに本当に完全を求める覚悟があるならその方法を教えましょう」
「我在傳言中聽說了你求取着第五元素,不死之軀的事。我雖然也是立志與你同道者,但因為一些狀況自身無法實現這願望。如果你真的擁有替我求取完美的覺悟,我就把得到完美的方法告訴你」
青年の持つ革鞄の中を見た男は息をのみ2、3歩音を立ててよろめいた。
看到青年拿着的皮包中的東西,男人不由得屏住了呼吸,踉蹌了兩三步。
そこには黒い茨の文様の浮かぶ球体関節人形のパーツがみっしりと詰まっていた。
浮有黑色荊棘花紋的球體關節人偶的零件,緊密地塞滿了皮包內部的空間。
―いやこの生白さは人形ではないのかもしれない。しかし確かめる前に青年は革鞄をパタンと閉じ、どうするか男に目で問うた。
—不,那微白色或許並非人偶。但就在男人確認之前,青年啪嗒一下關上了皮包,用目光詢問着男人意下如何。
男は無言でずしりと重いその革鞄を受け取り、娘を大事に包んで背負うと青年に聞いた島を目指す。
男人無言地收下了那個沉甸甸的皮包,背負着小心翼翼地包裹起來的女兒,決定前往從青年那裡聽說的島嶼。
そこにこそ男の長年焦がれた永遠に変わる事のない完全な物質の作り方を記した書物が残されていると言う言葉にすがるしかなかった。
正是在那裡才留着讓男人長年渴望的記載有永恆不變的完美的物質製作方法的書籍,男人只是對這般話語緊抓不放罷了。
それから更に6年の月日男は旅を続けた。
那之後又過了6年的歲月,男人繼續着旅行。
まだ娘の魂がこの世に留まっているのかすら解らない。その内何のため旅をしているのか忘れそうになる頃、男は島の手がかりをようやく手にして荒れ果てた火山島に辿り着いた。
就連女兒的靈魂是否仍於此世存留都一無所知。就在快要忘記自己究竟緣何而開始旅行之時,男人終於得到了島嶼的線索,到達了已然徹底荒廢的火山島。
大昔流行り病で滅んでしまったと言うその島は、その後も人が寄りつかなかったのだろう。
很久很久以前據說是因為流行病而毀滅了的這座島嶼,從那之後應該也沒有人靠近吧。
集落跡は植物に覆われていたが、島の南端の奇妙な形の石碑と石造りの教会はその姿を保っていた。教会の扉にはかつて青年に教えられた物と同じ紋章が刻まれ、長い旅の果てにとうとう男は錬金術の秘術を記した黒い本と赤い石を頂く美しい錫杖を見つけだした。
聚落的遺址雖說已經被植物所覆蓋住,在島嶼的南端存在的奇妙形狀的石碑與石砌的教堂卻還保持着它原本的姿態。教堂的大門上銘刻着與青年曾經告知男人的物品上同樣的紋章,在漫長旅途的盡頭,男人終於尋找到了記載有鍊金術的秘術的黑色書籍與將紅色石塊安放在頂端的美麗錫杖。
黒い本に書かれていた通りに革鞄の中身と娘を錫杖の元に捧げ、見た事もない程複雑な錬成陣を描き、男は7日かけて少女の形をした「人形」を造り上げた。これこそ長年探し求めた永劫に変わる事のない「完全な物質」。
按照黑色書籍上記載的那般,將皮包中所裝着的物品與女兒供奉在錫杖下,繪出複雜程度聞所未聞的煉成陣,男人花了7天製作出了擁有少女形狀的「人偶」。這正是男人長年探尋求取的永恆不變的「完美的物質」。
しかし、その冷たい人形の眼が開く様を、男が見る事は無かった。
但是,男人並沒能看到,那個冰冷的人偶睜開雙眼的樣子。
『最後の鍵は神より人の手にゆだねられた。しかしそれは人の子が持つと穢れ、禁忌の扉を開いた罪でおまえは咎人となるだろう』
『最後的鑰匙被神明寄托在了人的手中。但那若被人之子所持便會染上污穢,因由打開禁忌之扉的罪孽,你將會成為罪人吧』
割れたステンドグラスに白い羽が舞う。
於破碎的彩色玻璃之上,潔白的翎羽飛舞着。
急に薄暗い教会の中が光で満たされ、男性とも女性とも判別のつかない声が反響する。恐怖にかられた男の前に突如現れた人影は4体。その背には輝く翼があった。
昏暗的教堂之中驟然間充斥了光芒,無法判斷出性別的聲音在教堂中迴響着。在受恐怖驅使的男人面前突然出現了4個人影。他們的背後有着閃耀着光輝的翅翼。
「人形」を置いて去れと告げる得体の知れない相手から必死に娘を奪い返し、胸に抱くと男は命からがら教会から逃げだした。
將「人偶」置放在這裡,然後離開吧。他從如此宣告着的來路不明的對方手中拼死奪回了女兒。將女兒抱在懷中的男人險些喪命地從教堂逃了出來。
船を操って島を出る。転がるように辿り着いた港町で、男は眠ったままの娘を石に変え一時質屋に隠すことにした。
操縱着船隻離開島嶼。在因輾轉逃離而到達的港口城市,男人將仍在沉眠的女兒變作石頭,暫時隱藏在了當鋪里。
しかし、質屋に必ず戻ると言って出て行った男は、結局2度と戻る事はなかった。
但是,說着一定會回到當鋪來而出行了的男人,結果2次都沒能回來。
これが望み通り「完全な物」を造り上げた男の顛末。
這就是如願以償創造出「完美之物」的男人的始末。
その後石になった人形はオークションに出され、その行方はもう誰にもわからない。
在那之後,變成了石頭的人偶被拍賣出去,誰也不知道它究竟去向了何方。
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