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四月的魚

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四月的魚.jpeg
Illustration by やぎ太
歌曲名稱
四月の魚
四月的魚
於2015年2月9日投稿至niconico,再生數為 --
又於2018年5月28日投稿至YouTube,再生數為 --
演唱
GUMI
P主
メル
連結
Nicovideo  YouTube 
「愛し合った過去の記憶 何かが矛盾している」
「過去曾經相愛的記憶 有什麼似乎矛盾着」
——メル投稿文

四月の魚》是メル於2015年2月9日投稿至niconico,2018年5月28日投稿至YouTubeVOCALOID歌曲,由GUMI演唱。

本曲為メル的第三作。本曲另有メル所屬樂隊eau的版本,於YouTube投稿,現已失效。


詞·曲 メル
曲繪 やぎ太
調音 TaKU.K
特別感謝 ホシノ & ゆとり
GUMI

歌曲

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歌詞

歌詞
  • 翻譯:狩野Kano[1]
本段落中所使用的歌詞,其著作權屬於原著作權人,僅以介紹為目的引用。
二階から海が見えた あの人は四月の魚
從二樓能看到大海 那個人是四月的魚
鉄パイプ振り回して魚は満足してる
揮動着鐵管魚便得到了滿足
愛し合った過去の記憶 何かが矛盾している
過去曾經相愛的記憶 有什麼似乎矛盾着
ゆらゆらゆら まだ何かが揺れている
搖啊搖啊搖 又有什麼似乎搖擺着
水槽に閉じこもって
躲在魚缸之中
二階から人が落ちた 逆さまの海が綺麗
有人從二樓摔落 另一端的大海卻異常美麗
燃えている
熊熊燃燒着
愛し合った過去の記憶 何かが矛盾している
過去曾經相愛的記憶 有什麼似乎矛盾着
ゆらゆらゆら まだ何かが揺れている
搖啊搖啊搖 又有什麼似乎搖擺着
水槽に閉じこもって
躲在魚缸之中
愛し合った過去の記憶 何かが矛盾している
過去曾經相愛的記憶 有什麼似乎矛盾着
「私、死ぬなら小さな水槽の中死にたいわ」
「我、如果要死的話也想在死在小小的魚缸里呀。」
四月の魚は風が吹いて長い髪が揺れている
四月的魚被吹起的長髮隨風搖擺着
僕たちに春がやってきた
屬於我們的春天終於來到
文案
  • 翻譯:狩野Kano[1]
本段落中所使用的歌詞,其著作權屬於原著作權人,僅以介紹為目的引用。
草々不一。
「以上略」
テーブルの上に置かれた一枚の紙切れに乱暴字を残して彼女は家を出た。
她只在桌上留下一張字跡潦草的紙條便離開了家
―彼女はいつまで経っても独身者のように自由で、既婚者のように孤独だ。
無論何時她都如獨身者一般自由、 又如已婚者一般孤獨。
彼女のマナーはいつだって最低で、約束は到底守られることはない。
她的行為舉止總是糟糕透頂、 從來都無法貫徹承諾。
朝食の度敷かれる小綺麗なテーブルクロスにも、就寝前に敷かれるベットのシーツにも
早餐時鋪的餐布也好、 睡前鋪的床單也罷、
彼女の只管に甘い言葉は染み付いていた。
她已經習慣了用甜言蜜語來糊弄自己的死性不改
「甘い甘い結末なんて私別に望んでないわ」
「反正我也不指望會有什麼美好的結局啦」
「秘密にしていたけれど、1999年の夏、マリーゴールドは全然咲かなかった。」
「雖然一直沒有說、不過1999年的夏天、 萬壽菊完全沒有綻放。」
彼女は少し昔の自分の醜さの上に跨った時、自分を美しいと思ったのだった。
當她稍稍越過了從前自己的醜惡之時,又覺得自己是何等美麗。
それはいつしか軽蔑を許し、彼女の右手が時々何かを殺した。
不知何時那便默許了輕蔑,她的右手時不時會殺死一些什麼。
それからというものの彼女は貧しい暮らしを続けた。
從那時起她便開始了貧窮的生活。準備營養不均衡的早餐也好、
ひどく偏った朝食の気配も、皺一つない白い夜の予感も、もうここにはない。
沒有一絲褶皺的白夜的預感也好、這裏都不會再有了。
しどけない彼女の吐く息はなかなかどうして甘いものだった。
潦倒的她的歎息聲 卻為何還是那樣甜蜜。
灯りのない家に取り繕った花束を持ち帰れば、どんな欺瞞でさえ確かな意味を帯びる
只要將粉飾的花束帶回沒有燈的家中、無論怎樣的欺瞞都彷彿變得真實了。
なにひとつない不自由ないこの家に流れるひどい悪臭は、
這個一無所有的自由的家中流淌的惡臭、
高く白い天井に整ったフローリングの間を行ったり来たりしている。
時不時從高高的白色天花板間的縫隙中飄來。
リビングを支配するいびつな空気に君はまだ気づいていなかった。
你仍未察覺到充斥了日常生活的扭曲空氣。
その中で飼い慣らされた君は羊飼いのように従順で盲目だ。
在那之中你就如被馴服了的羔羊一般順從且盲目。
毎晩、母親が耳元で囁く童話に続きがあると信じてベットに横になっている。
每晚、都堅信着媽媽在耳邊輕聲訴說的童話還會有後續。
本のページを捲る時はいつだってハッピーエンドを期待している。
躺在床上翻動著書頁時總是期待着故事會有圓滿結局。
明日戦争が始まれば、僕は君の羊を全て売り払って戦争に行く心算なのだ。
如果明天戰爭開始、就把你的羊羔們都賣掉再前赴戰場、我是這樣打算的。
それはあのときも今も変わらない。
那時也好如今也依舊如此。
それを知ってもなお、君はずっとここにいたいと願っただろうか?
你若是知道了、還會想要一直呆在著這裏嗎?
水の消えたような川を跨ぐ橋は、僕たちの持つからっぽの心に失うことを教えてくれる。
那座橫跨了枯竭河流的橋樑、教會了我們空空如也的內心什麼是失去。
どうしようもない僕たちは失ったことを覚えているくせに何を失ったのか、それを上手に説明することはできない。
束手無策的我們明明懂得什麼是失去、卻還是失去了些什麼。那是難以明確解釋清楚的事情。
彼女の場合も全く同じだ。
她的事情也是如此。
何が正しいのかもわからない健康食品に手を伸ばし、その手で酷く調律の狂った鍵盤を叩く。
都不知什麼是正確便將手伸向了保健食品、用那雙手瘋狂地敲擊鍵盤。
そのうちに嘔吐にさえ快楽を覚え、重力に打ち勝てない体へと変わっていくだろう。
甚至從嘔吐中感受到快樂、身體就要敗給重力了吧。
飽くなき反復に身を窶す君は、白痴のようだ。
不知疲倦地反複裝扮自己的你、跟傻子似的。
目移りしないように、汚い大人達の手垢塗れの羨望を追い求めている。
目不轉睛地、追尋着印有大人們骯髒手印的妒忌。
他のどの国にも見られない奇妙な混血の少女は、
在其他國家都見不到的神奇混血少女、
タバコの煙、例えばラッキーストライクの煙が僕達の世界をすっかり覆ってしまう日が来るのを知っていた。
知道有一天香煙的煙霧、比如Lucky Strike的煙霧會將我們所在的世界全部覆蓋。
幸せの青い鳥は本当は偽物だと知っていた。
我知道幸福的藍鳥其實是假的。
神様になりたい、大きな木になりたい、綺麗な空気を吸ってみたいと誰もが神に願うことを知っていた。
想要成為神明、想要變成巨大的樹木。我知道每個人都在向神明祈禱著能夠呼吸新鮮空氣。
今では煙が充満した小さな部屋に、六月に結婚式を挙げた新郎新婦、月曜日の慌ただしい朝の気配、艶やかな彼女の肌、
此刻充斥着煙霧的狹小房間中、六月舉行結婚儀式的新郎新娘、星期一清晨的匆忙情形、 她艷麗的肌膚、
こういったものの全てが押し込められ、酷く咳き込んでいる。
這所有的一切都被強行塞入、痛苦地咳著。
「ツツジ、相談って何?」
「杜鵑、有話要說是指什麼?」
写真の裏にはこう書かれてある。
照片的背面這樣寫道。
「一人の聾唖者が街を変えて人を変えて空を変えた。それはとても悲しいこと。どうして誰も間違いに気づけなかったのだろう?」
「一個聾啞人改變了城市改變了人類改變了天空。 那是多麼悲傷的事。為何誰都沒能偶然察覺到呢」
いついかなる時も、何度でも、僕は僕に問う。あさましいと後ろ指をさされ、手遅れだと嘲されても尚問い続ける。
無論何時、無論多少次、我都會追問自己。哪怕被人指著背後說可悲、被嘲笑為時已晚、我也會繼續追問。
「それでも君はここにいたいと願っただろうか?」
「儘管如此你還想一直呆在著這裏嗎? 」

註釋與外部連結