量子記錄固定帶(Quantum Timelock),也稱靈子記錄固定帶[1],人理定礎。型月世界中關於世界結構的概念。
介紹
量子記錄固定帶(Quantum Timelock)。
意指以一定的間隔固定事象平均值的時間點。
這個宇宙允許無限的可能性,因而產生了眾多平行世界與不同發展的歷史。
但毫無極限的可能性會耗盡宇宙的壽命,所以要在一定的時間點,將脫離「最強而穩定的路線」的特例世界(路線)加以採伐,以防止能源的不當浪費。
我們所認識的宇宙本來是不穩定的,使其在現在、過去、未來間皆趨於穩定的正是「採伐」與「記錄帶」,這是MOONCELL下的結論。
若是置之不理,名為時間的大樹就會無限地開枝散葉。這樣的行為就如同從中採伐不需要的枝葉,使其一直維持只有「根干」的狀態——這個比喻最容易理解。
成為固定帶的歷史即使受到來自過去與未來的干涉也不會改變,因此位於固定帶的事象無論發生什麼事都不會變動。
假如從「固定帶」移動到過去試圖改變歷史,只要抵達 「固定帶」,歷史就會硬生生恢復原狀。
在擁有量子記錄固定帶的宇宙,被登錄為固定帶的「結果」絕對不會改變,時間移動者能變革的僅有其「過程」。
舉例
比如說,當「不列顛毀滅」這個「結果」被固定時。
即使進行時間移動,成功創造出「使不列顛繁榮,終結戰爭並帶給世人幸福」的過程,在歷史進入固定帶的瞬間就會導回「即使如此,不列顛還是毀滅了」的結果。
一兩個人,或是數人的人生或許能被拯救。
然而,名為人類史的巨大浪潮是絕不可能被改變的。
這就是量子記錄固定帶,被魔術世界稱為「人理定礎」的存在。
影響
反過來說,若能透過什麼巨大的偉業破壞「量子記錄固定帶」,便可能完全否定人類史。不過,這種方法也有極限,只能否定「毀壞固定帶之前的人類史」。
只有生於該時代的人們,能決定下個造訪的「量子記錄固定帶」。
來自過去與未來的干涉無法對「量子記錄固定帶」出手。
在Fate/EXTELLA中,阿基米德的目的就是在下一個「量子記錄固定帶」造訪前創造出「MOONCELL損壞」的結果,從而導出以此為前提開始的基本世界。
為了引發這種原先不可能發生的發展、阿基米德反覆在世界間移動。
在阿基米德的主觀認定中,只要能在到達下個量子記錄固定帶前完全停止MOONCELL,就是他的勝利。
但即使阿基米德取得數個勝利的結局,僅有MOONCELL完全停止的路線始終無法到達。
就在這段期間,岸波白野先於阿基米德證明出「平均且今後擁有更寬廣的世界」路線、使量子記錄固定帶被決定下來。
阿基米德的計畫就此化為泡影。
順道一提在EXTELLA主線開始時、「岸波白野和阿基米德共同進入巨神石室並被分割」即是量子記錄固定帶A。
而真尼祿路線結局則是量子記錄固定帶B。
在這段時間內,阿基米德無論做什麼、「結果」都已經註定了。
注釋
- ↑ Fate/EXTELLA遊戲中為量子記録固定帯,設定集中為霊子記録固定帯,兩者日語發音一致,在FGO第七特異點第22節也出現量子記録固定帯的寫法。
Fate/EXTELLA Material |
クォンタム・タイムロック
【事柄】
霊子記録固定帯。
一定の間隔で事象の平均値を固定化するタイミングの事。
この宇宙は無数の可能性を許容し、多くの並行世界、違う展開の歴史を生み出している。
しかしそれを際限なく行うと宇宙の寿命が尽きてしまう為、一定のタイミングで「もっとも強く、安定性を持ったルート」から外れた特例の世界(ルート)を伐採し、エネルギーの無駄な消費を防いできた。
本来なら不安定な我々の認識宇宙を現在・過去・未来にわたり安定させているのはこの「伐採」と「記録帯」によるものとムーンセルは結論づけている。
放っておけば無限に枝分かれしていく時間という大樹から不要な枝を伐採し、つねに「幹」だけにしていく行為ーーーというのが一番分かりやすいイメージ。
固定帯となった歴史は過去・未来からの干渉をうけても不動のものとなるため、固定帯にある事象は何があっても変動しない。
仮に、「固定帯」より過去に移動して歴史を変動させようと、その「固定帯」に到達すれば歴史は強引に復元される。
霊子記録固定帯がある宇宙において、固定帯として登録された「結果」は決して変わらない。時間移動者に変革できるのはその「過程」だけとなる。
たとえば「ブリテンが滅んだ」という「結果」が固定された場合。
時間移動をして「プリテンを繁栄させ、戦争を終結させ、誰もが幸福になった」という過程を成功させたとしても、歴史が固定帯に入った瞬間に「しかし、それでもプリテンは滅びた」という結果になる。
一人や二人、何人かの人生は救えるかしもれない。
しかし人類史という大きなうねりを変えることは決してできない。
これが霊子記録固定帯、魔術世界では「人理定礎」と呼ばれるもの。
逆に言えば、何らかの大偉業によってこの「霊子記録固定帯」を破壊できれば人類史を根底から否定する事が可能となるが、その方法でも「破壊した固定帯から先の人類史だけ」を否定するのが限界である。
次に訪れる「霊子記録固定帯j の決定ができるのは、その時代を生きた者たちだけである。
過去・未来からの介入では「霊子記録固定帯」に手を出せない。
本作におけるアルキメデスの目的は次の霊子記録固定帯が訪れる前に「ムーンセルは壊れた」 という結果を作り、その前提から始まる基本世界にすることだった。
それは本来なら起こりえない展開だが、それを起こすためにアルキメデスはシフトを繰り返した。
アルキメデスの主観において、次の霊子記録固定帯がかかる前にムーンセルを完全停止させてしまえば彼の勝利だった。
しかしアルキメデスが勝利する結末はいくつかあっても、ムーンセル完全停止のルートだけは辿り着けなかった。
そうしているうちにアルキメデスより先に「平均的かつ、今後もっとも広がりを持つ世界」のルートを主人公が証明し、霊子記録固定帯が決定。
アルキメデスの計画は水泡に帰した。
ちなみにエクステラ本編開始時、「主人公がアルキメデスと共に巨神の石室に入り、分割された」のが霊子記録固定帝Aであり、真ネロルートエンディングが霊子記録固定帯Bとなる。
もうこの間の時間においては、アルキメデスが何をどうしようと「結果」は決定したという訳だ。
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