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投影儀

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投影儀.jpg
illustration by 妃山茶
歌曲名稱
プロジェクター
投影儀
於2022年8月31日投稿bilibili,再生數為 --
同日投稿至niconico,再生數為 --
同日投稿至YouTube,再生數為 --
演唱
初音未來
P主
AzureHead
鏈接
Nicovideo  bilibili  YouTube 
ぼやけていくフィルムの上で
僕は何を残るんだろうか

在模糊印刷膠捲上,我會留下什麼呢?

プロジェクター》(投影儀)是AzureHead於2022年8月31日投稿至niconicoYouTubebilibiliVOCALOID日文原創歌曲,由初音未來演唱。

投稿附言

這次要講述的是喜愛攝影的少年「映」的故事。
如果在傍晚的街角遇到那個手持相機,佇立眺望遠方的孩子,不妨駐足聽聽他的故事和「幻想」吧。
同時,這也是一個關於「投射性認同」的故事。
——————
關於Project Azure Delusion:
以真實存在的心理障礙和幻想活動Maladaptive daydreaming(適應不良的白日夢)為原型,講述墜入幻想世界的少年少女的一系列故事的音樂企劃。

歌曲

寬屏模式顯示視頻

歌詞

本段落中所使用的歌詞,其著作權屬於原著作權人,僅以介紹為目的引用。

眠っている
沉睡着
街の最果てに無言に点滅する電波塔
在街道盡頭無聲閃爍的電波塔
そこに辿り着けるなら
如果能到達那裡
僕らは救われるでしょ
我們會得到救贖
ねえ この街の外じゃ
吶 在這條街道之外
いい子ぶる子は一番好かれるの
裝乖的孩子最受喜愛
僕はどうにも
我實在無法忍受
出来ないから また 耳障りの声が響いた
因為做不到 所以又是刺耳的聲音
とっくに
早已寫完的劇本
書き上げたシナリオに
把貪婪變成歇斯底里
強欲をヒステリックに
被凝視着的演員
見詰められたアクターは
尋找着「我」與我之間的差異
「僕」と僕の差を探してる
不承認的意義
認めたくない意味を
那也能成為意義嗎?
また意味になれるんだろうか
不斷反覆
繰り返し
毀壞 修補 結局留下來的
壊して 繕って 挙句に残した 
無形空白的存在意義
形ない空白の存在意義を
連可以談論的價值都不可能有
語れる価値など あるはずないから
因為我不就是這樣嗎
だって僕はそうでしょ
你也這麼想吧
君もそう思うでしょ
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
不被期待着掙扎
期待されないまま足掻いていくんだ
以我的歪曲和不合理為緣由
歪で不条理な僕の故に
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
因為我不就是這樣嗎
だって僕はそうでしょ
定會按照你不希望的那樣
君の望まないままに
逐漸下沉
沈んでいく
被染成琥珀色時
琥珀色に染まる時だけに現れた
才會出現的景色
景色が 今じゃどうにも
現在已沒有辦法
見つかるわけないんだ
再次找到
真実を捕らえることを
將捕捉真實
幻想と定義する大人が
定義為幻想的大人說着
「また白昼夢を見てんの」と
「又在做白日夢啊」
実際はどっちの方なんだ?
但事實上到底是哪邊呢?
ああ 眩しい陽射しよ
啊 灼目的陽光啊
この世界はあなたが映る幻
這個世界便是你映現的幻象
ぼやけていくフィルムの上で
在逐漸模糊的膠片上
僕は何を残るんだろうか
我還能留下什麼?
繰り返し
不斷反覆
映って 反射して 辿り着く真実は
映射 反射 最終到達的真相是
レンズ越しの有象無象さ
一鏡之隔的眾生萬物
分かり合うことなどあるはずないけど
互相理解本不可能存在
どうしてまた思ってんの?
可為什麼又在想呢?
誰かに認めてたいことを
想要得到別人的認可這件事
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
憎しみも救いも押しのけたんだ
推開了憎恨與救贖
ひたすらに耽ってる空想に
徒勞沉浸於空想里
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
だって僕はそうでしょ
因為我不就是這樣嗎
大嫌いの自分に変わってしまうよ
變成最討厭的自己
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
WOO-RA-TA-TA TU-TU-RU-TU-TU-TU
「同じだよ」って
「我們是一樣的」
誰かがそう言ってくれた
某個人對我那樣說道
路地裏に佇んでた
向佇立在小巷裡的我
僕に手を差し伸べた
伸出了手

視頻文案

「…これで二台目なんだ。」
「…這已經是第二個了。」
「一台目は壊れていて、あの人に見つかれてしまって…これもバイトのことも内緒にしてね。」
「第一個已經壞了,被那個人發現了… 這個和打工的事都要保密哦。」
「…どうせ一位にならなきゃ意味ないでしょ。慰めてもしょうがないよ。」
「…反正不拿第一就沒有意義了吧。安慰我也沒有辦法了。」
「頑張ってきた結果がこれなんで。」
「努力的結果就是這個。」
操られる役者であることに甘んじないが、幕の檻から逃げ出そうともしない。
不甘做被操縱的演員,但也不會去想要逃離銀幕的牢籠。
「きっと君も僕のことを、役立たずのダメ人間だと思っているでしょ。」
「你一定也覺得我是個沒用的廢物吧。」
喘ぐ資格を妄想するなんて、馬鹿げているよね。
妄想喘息的資格,太愚蠢了吧。
あるまじき考えを持ってる自分が大嫌いだ。
最討厭抱着不應該有的想法的自己。
いつも僕から何を得ようとしているのだろうか。
總是想從我身上得到什麼呢? 
でも何をすれば満足させることができるのだろうか。
但是做什麼才能讓人滿足呢? 
どうして昼の喧騒も、夜の静けさも、息が詰まるだけなのだろうか。
為什麼白天的喧囂和夜晚的寂靜都讓人窒息呢? 
黄昏の時だけ、二つの支配の受け渡しの間にしか少しの解脱を感じなかった。
只有黃昏時分,在兩種支配的交接之間才能感到一絲解脫。 
息をしていると感じたのは、実在の名残りを一瞬捉えただけかもしれない。
也許只是一瞬間捕捉到了真實存在的殘餘,我才能夠感受到自己正在呼吸。
冷えた幕と、かすれて空回りする機械から逃れた、と自分を欺いた。
我欺騙自己,已經逃離了冰冷的幕布和嘶啞空轉的機器。 
…それもまた罪なんだろうか。
……這也是一種罪過嗎?
今から随分遠い昔の話だろう。
應該是很久以前的事了吧。
ずっと心惹かれていたのは、子供の頃、たまたま読んだ文章に描かれていた街だった。
一直都讓我為之深深吸引的是,小時候偶然讀到的一篇文章中所描繪的街道。
それは、二十年前に存在した不思議な街だった。
那是二十年前曾經存在過的一條不可思議的街道。
残念ながら、街の名前については、「S■■■」ということ以外まったく思い出せない。
可惜的是,關於街道的名字,除了是「S■■■」之外我完全想不起來。
「The Street of S■■■」
「The Street of S■■■」
絶望に耐えられない時、僕はいつも記憶の中の街に逃げ込んでいた。
當承受不了絕望的時候,我總是會逃到那條記憶中的街道里。
ただの現実逃避かもしれない。
也許只是為了逃避現實。
でもその街には、僕を理解してくれる友達がいて、ずっと待っていてくれた。
但那條街道上,有着能夠理解我的朋友們,一直在等着我。
その街にいる子供たちは皆魔法にかけられている。
那條街道里的孩子們都被施了魔法。
それは「理想の自分」になれる不思議な魔法。
那是能變成「理想中的自己」的不可思議的魔法。
バカな子の「賢さ」は発見され、ダメな子の「勇敢さ」は肯定され、
笨蛋的「聰明」會被發現,廢物的「勇敢」會被肯定。
変わった子の「ユニークさ」が本当に認めてもらえる。
怪胎的「獨一無二」會得到真正的認可。
夕暮れ時の地平線上に現れる電波塔の方向を走れば、きっとその街にたどり着ける。
只要沿着黃昏時地平線上出現的電波塔的方向奔跑,就一定可以到達那條街道。
ここでは、他人の目にとらわれず、存在そのものの意味を探ろうとする仲間たちとずっと一緒にいられる。
在這裡,可以不拘泥於他人的視線,可以和想探尋存在本真意義的夥伴們一直在一起。
いつまでもこうやって自由気ままに、
如果能一直像這樣,
はしゃいでいればいいのに……
自由自在地嬉鬧該有多好……
今となっては、どの文章で読んだのか思い出せないし、あの街に関する記録はどこにも見つからない。
時至今日,已經完全想不起來是在哪篇文章中讀到的,也根本找不到與這條街道任何相關的記錄。
さらには、それ自体が本当に存在するのかどうかも、まったく証明されていない。
甚至,它是否真的存在,也完全得不到證明。
いずれにせよ、それを僕の心の中に「リアルに」存在させておこう。
但無論如何,就讓它在我的心裡「真實地」存在着吧。
僕さえ忘れてしまったら、その存在の痕跡は永遠にこの世界から消されてしまうだろう。
如果連我都忘卻了,它存在的痕跡就會被從世上抹消吧。
僕は執拗に、自分を慰めるように思った。
我執拗地、也自我安慰般地想着。
偽りだらけの都市の中で、存在するかもしれない痕跡を懸命に辿ること以外に、僕にできることはないだろう。
在滿是虛偽的城市中,除了拼命追尋它或許存在的痕跡之外,我還能做什麼呢?
「それ」の存在だけが証明されてこそ、
唯有「它」的存在得到了證明,
あるはずのない「君たち」の存在を、証明することができるのでしょう。
本不應該存在的「你們」的存在,也才能得到證明。
そのような僕もまた、君たちの眼には、
這樣的我在你們眼裡,
きっと白昼夢を見ている、気の狂った人間に見えているのだろう。
一定是個愛做白日夢的瘋子吧?
最初は理解しているふりをして近づいてきた人も、僕のねじれと非現実を見て、嘲笑って去っていく。
最初裝作理解我而接近我的人,在看到我的扭曲與不切實際之後,總是會嘲笑着離我而去。
いつの日か、すべての人が僕から離れていくことを、とっくに知っていたのに。
我早就知道,總有一天所有人都會離我而去。
最後の最後に、僕が求めている物はすべて僕から離れてしまう。
最終的最終,我所追尋的都會離我而去。
僕は最初から最後まで一人ぼっちだったんだ。
我從始至終都是孤身一人啊。
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